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参考書や問題集や辞書を選ぶとき  2017年7月7日  No.2983
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 保護者懇談会で保護者の方から、メモを取るのに使いやすい筆記用具があるでしょうかという質問を受けました。
 速記者などは0.9mmの太い芯のシャーペンを使っているので、そういう軟らかい軽い筆記具がいいとは思うのですが、私の答えは、「自分の好みのものならどれでもいいです」でした。

 同じように、よく参考書や問題集や辞書で、どういものがいいでしょうかと聞かれることがあります。
 これに対しては、いろいろな考えがあると思いますが、私の場合は、「手触りや見た感じで自分の気に入ったものがいちばんよい」という単純なものです。

 その理由は第一に、出版されて何度か改訂されているものは、その価値が大体同じだからです。
 第二に、参考書や問題集や辞書の目的は、日常的に繰り返し使うことだからです。

 だから、持ち運びしやすい、軽い、薄い、手頃な大きさ、見た目がいいなどということが大事になってくるのです。
 つまり、デザインが自分の好みに合っているということが最も重要な基準なのです。

 これは、車選び、スマホ選び、衣服選びなどと同じです。
 大事なことは、使いたくなるものを使うということです。

 話は少しはずれますが、これに関連して、高価な食器などを購入した場合、それを大事にしまっておくのはもったいないと思います。
 普段いつでも目に触れるように、日常の中で使うことがその価値を生かすことになります。
 豊かかな生活とは、たくさん持っていることではなく、少しのものをたくさん使うことなのです。

※しかし、消しゴムだけは見た目ではなく機能性で選ぶ方がいいです(笑)。
 見た目のかわいい消しゴムで、全然消せないものが多いからです。
 それから、もうひとつ、問題集選びは解答ができるだけ詳しいものがを基準にするといいと思います。


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勉強の仕方(119) 

 コメント欄

森川林 20170707 1 
 高校3年生で、「合格した先輩から参考書と問題集を譲ってもらった」と言っていた子がいました。
 それも、いいとは思いますが、やはり1年間使う参考書や問題集は、自分の好みのものを選ぶ方がいいです。
 高2の終わりの春休みに、丸一日使って、書店かアマゾンで参考書と問題集選びをするのです。
 その日の出費は大事な投資ですから、いいと思うものはすべて購入し、その後実際に使ってみてからその中の1種類に絞り1年間繰り返し5回以上使うのです。
 この場合も大事なのは、人の意見ではなく自分の好みです。


nane 20170707 1 
 消しゴムは、軽く消せて、消しカスが散らばらない「ぺんてる アイン消しゴム まとまるタイプ」がおすすめです。
 教室で作文を書いている子で、作文を書いたあとの消しゴムのカスを集めてティッシュに包みゴミ箱に捨てて帰る子がいます。
 一方、机を消しゴムのカスだらけにして、イスもしまわずに帰ろうとして、あとで机の中を見ると忘れ物があったという子もいます。
 子供たちは、みんなそれぞれ個性があります。(個性か。)


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