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森リン点を作文指導のひとつの柱に  2014年10月20日  No.2245
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 10.4週の言葉の森新聞に、森リン復活の記事を載せました。

====引用ここから。

■森リン大賞が復活しました
 サーバー移転のため、7月と8月は森リン大賞を表示していませんでしたが、この9月4週から再び表示できるようになりました。
 長い間、お待たせして申し訳ありませんでした。
 今後は、この森リン点を使って、作文の進歩のあとが客観的にわかるようにしていきたいと思っています。
https://www.mori7.net/oka/moririn_seisyo.php

====引用ここまで

 森リンは、小論文の力を測定するソフトです。
 1200字の文章を基準としているので、それよりも短い字数では、正確な点数は出ません。文章が短ければ、誤差が大きくなってしまうのです。
 1200字ぐらいの文章だと、その文章を書いた人の語彙力がかなりはっきり出てきます。森リン点で、86点以上取れると、かなり実力があります。
 上記の「森リンの丘」という清書のページで見てみると、9.4週の作文が86点以上の生徒は、
・小学6年生……0名(0%)
・中学1年生……1名(1%)
・中学2年生……0名(0%)
・中学3年生……2名(5%)
・高校生…………3名(2%)
となっています。

 9月までの作文の目標字数が、小6以上は800字となっていたので、800字ぐらいまでしか書いていない人が多く、全体に点数が低くなったのだと思います。
 しかし、そういう課題の目標字数とは関係なく、自分のペースでいつも1200字以上書いている生徒もいます。そういう生徒は、書くことが好きで実力のある生徒です。

 文章力というと、表現力のように考える人も多いと思いますが、本当の文章力は思考力です。
 特に森リン点で高得点を取るような生徒は、物事をよく考えています。だから、大学入試の小論文でももちろんよく書けますが、小論文以外のどの教科も成績がよいこと多いのです。

 コンスタントに86点前後を取り、たまに90点台を取るような生徒は、東大レベルです。

 しかし、森リン点は、長文の要約が1段落あり、その後に自分の文章を展開する書き方をすると、その最初の要約の部分は点数が高くなることが多いので、実力はあまり正確にはでません。
 要約の元の文章は、プロの評論家や学者が書いていることが多いので、その文章を要約した部分は、自然に森リン点が高くなってしまうのです。

 サーバーの引っ越しが終わり、森リン点などの集計をしやすくなったので、今後、こういう客観的な文章評価をもっとわかりやすく表示していきたいと思っています。

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
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