低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


これまでの全記事
作文検定は、受験作文の準備として必要  2022年1月30日  No.4410
ホームページの記事は→4410


 1月29・30日と、作文検定を実施しました。

 時間制限内に、与えられた題名で、必要な字数の作文を書くという機会は、普段はほとんどありません。
 普段の作文の授業では、時間の制約がないので、高学年や中高生の生徒はだいたい1時間半ぐらいかけて作文を仕上げる人が多いようです。
 しかし、これでは受験作文に対応することはできません。

 課題によっては、どうしても書くことが思いつかなくて、時間内にほとんど書けないということも出てきます。
 しかし、そういう経験を作文検定などで普段からしておくと、書けないときはどうするかという対処の仕方も自然にわかるようになるのです。

 作文試験という形の入試は、これから増えてきます。
 なぜかというと、作文小論文が、本人の実力が最もよくわかる試験だからです。

 先日、大学入試のカンニング事件がありましたが、日本だけでなく、他の国でもスマホやインターネットを利用したカンニングは、かなり行われています。
 なぜカンニングがあるかというと、それは答えのある 試験だからです。
 カンニングを防ぐという発想を続けるだけでは、いたちごっこはなくなりません。
 辞書持ち込み可、スマホ持ち込み可、ネット接続可の試験で、本人の実力がわかるようにしなければならないのです。
 そういう試験が、作文試験や面接試験です。

 今の作文試験は、人間が読んで採点する形なので、採点に時間がかかります。だから、普及が遅れています。
 機械が自動採点し、その成績上位の作文について、人間が補助的に採点する形にすれば、時間はかからなくなります。これが、今後の作文試験の方向です。

 言葉の森の、森リン大賞の選定は、機械だけで行っていますが、これまでの賞のほとんどは、人間が見ても納得できるものでした。
 人間が見て修正する場合は、例えば、問題文の要約が長く書かれているので、その部分で点数が高くなるというようなケースでした。

 作文試験は、これから、中学入試でも、高校入試でも、大学入試でも、更には会社の採用試験でも増えてきます。
 作文検定で、今後の作文試験に対応する力をつけていってください。
 次回の作文検定は、3月26日(土)27日(日)9:00の予定です。

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
 同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文検定試験(4) 

 コメント欄
コメントフォーム

作文検定は、受験作文の準備として必要 森川林 20220130 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。 お名前(ペンネーム):

 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」