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まだ作文が書けない子でも、作文の練習ができる。――親子作文という勉強の仕方  2022年2月23日  No.4431
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●動画:https://youtu.be/gwlHF9H4gCw

 まず、親子でお喋りをします。親は、子供と話をしながらメモをとります。
 メモの途中で、子供に表現項目を聞いてもいいです。
 表現項目とは、学年ごとの「名前、数字、会話、たとえ、思ったこと、ダジャレ」などです。
 ただし、勉強のようにやりすぎずに、あくまで楽しいお喋りとしてやってください。

 そのあと、子供はそのときの絵をかき、親は、メモをもとにして作文を書きます。
 子供になったつもりで書くので、字数はせいぜい200字までです。
 ただし、普通の漢字仮名交じり文で、漢字にはルビをふります。
 ルビがふってあれば、自然に漢字も覚えます。

 子供の絵と親の作文のセットが完成したら、他の家族が、コメントを書くこともできます。
 家族ぐるみの親子作文です。
 4週目の作文発表会で、子供はその作文を読みます。
 作文の発表には、子供の絵のほかに、関連する写真や動画などを入れることもできます。

 写真や動画のためには、作文を書く前の準備として、親子で題材作りをしておくといいのです。
 例えば、「今度の土曜日に、お母さんと一緒に玉子焼きを作ろうか」とか、
 「日曜日に、お父さんと一緒にザリガニ釣りに行こうか」というような題材作りです。
 題材が絞られると、作文は書きやすくなります。

 これまでの低学年の作文指導は、ただ書かせて、間違いを直すことが中心になるので、子供がやる気をなくしました。
 親子作文の場合は、子供が自然に作文の書き方を身につけます。漢字の読み方も覚えます。親子の知的な対話の時間があります。
 だから、作文が楽しい勉強だと思うようになります。
 そして、保護者自身も作文の書き方や教え方のコツを学ぶことができます。

 親子作文なら、話ができて、ひらがなが読めれば、幼児から始められます。

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