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低学年の作文で、「とても楽しかったです。また○○したいです」という感想を、より豊かな感想にするには  2023年4月18日  No.4706
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●動画:https://youtu.be/zAZWqm9j2_U

 低学年の作文のよくある結び方は、「とても楽しかったです。また○○したいです」です。
 ここをもうひとひねりすることで、作文全体の印象が上がります。

 感想を書く力は、語彙力です。
 語彙力をつけるには、インプットとアウトプットが大切です。

 インプットは、お母さんやお父さんが普段の生活の中で、豊かな語彙で話すことです。
 お母さん自身が、子供と話すときに、「楽しかったね。またしたいね」で終わらないような、もうひとことを追加していくことです。

 アウトプットは、作文の中で、感想を工夫することです。
 これは、小学3年生から勉強する「自分らしい感想」という項目です。

 文章の感想にもうひとことをつけ加えるためのキーワードは、「どうして」「たぶん」「もし……だったら」などです。

 作文の全体の印象は、結びの数行で決まります。
 結びの感想を豊かにすることで、作文全体の印象点が20パーセントぐらい上がります。

 低学年での感想を書く力は、高学年での意見を書く力と同じです。
 意見文や入試小論文も、結びの5行が全体の印象を左右します。

 語彙力は、生活習慣の中で身につけるものですから、時間がかかります。
 努力して心がけてから結果が出るまでに、半年ぐらいかかるのが普通です。

 「ことわざ辞典」のような「感想を書くための辞典」があったとしても、そういう知識で身につくものではありません。
 対話と読書によって、感想と意見を書くための語彙力をつけていきましょう。

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