学校の重要な役割は、知的な交流の場というところにあります。
しかし、今は、知的な学習と遊びの交流が分かれています。
それは、知的と思われている学習が、実は、先生と教科書から与えられた知識を吸収するだけの学習になっているからです。
これは、学習というよりも作業に近い学習です。
作業的な学習は確かに必要です。
しかし、それは家庭でやっていれば十分なのです。
せっかく友達と一緒の教室で勉強しているのに、一人ひとりが孤立した状態で、先生の話を聞くだけというのはもったいない話です。
しかし、今の30人から40人をひとまとめにした学級では、そういう授業しかできません。
30人では、人数が多すぎます。
しかし、マンツーマンでは、交流の機会がありません。
これからの教育は、4、5人の気の合った仲間と勉強するような仕組みになります。
しかし、勉強の中で知的な交流が行われるためには、勉強自体が、吸収する勉強ではなく発表する勉強である必要があります。
知識を吸収する記憶中心の勉強では、個性は出てきません。
自分で考えたり作ったりしたものを発表する勉強の中で、その子の個性が出てきます。
知的な交流の前提になるのは、知的で創造的で発表的な学習なのです。
こういう学習が可能になる条件が、ここに来て急速に整ってきました。
それが、AI利用の学習です。
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