ある先生からの話です。
中1のとき、いろいろな質問をしてくる生徒でしたが、講師が、勉強を人任せにせず、
「わからないものはわからないままにしない」
「曖昧さを残さない」
「たとえできたと思っても本当に自分が理解できているのか繰り返し検証して精度を高める」と自発的な姿勢で勉強することを促しました。
その結果、中2になって、5教科オール5を達成しました。
中根が担当していた生徒でも、読解検定で、ほぼ毎回「どうして自分の答えが違っているのか」と質問してくる生徒がいました。
読解検定は、微妙な難問なので、正解以外の考え方もあるのです。
そういう生徒は、みんな成績を上げて、有名な高校や大学に進学しました。
納得できるまで考えるということは勉強の基本です。
数学の問題でも、1冊の問題集のできない問題が1問もなくなるまで解き直すことで上達します。
しかし、多くの子は、8割か9割できたらできたことにしてしまいます。
勉強は、答えがあるものですから、100%できるようにすることが大事です。
ただ、たまに、教える先生でも、「これは時間内に解けるわけないなあ」と思う問題があります。
そういう例外的な問題はあるとしても、原則は全部完璧にできるようにすることです。
そして、答えのある勉強が完璧にできるようにすることと並行して、答えのない勉強である作文や読書や創造発表で、個性的創造的な学力を育てていくことが大事なのです。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
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