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　　　社会のバランス　　　太公望

　これからは映像産業が新しく興るだろう。この産業は人の個性や感性を重視するものであり、日本のアニメ、ゲームは世界で注目を浴びている。今後はこの産業に関連する就業人口も増えるだろう。しかし、ここで問題が起きる。日本の発展に貢献してきた製造業などが衰退してしまうことだ。
　この対策は、教育現場で職場見学などを積極的に行うことである。職場見学を行えば自分に合う仕事が見つかるだろうし、日本の基盤である製造業などに対する見方も変わってくるであろう。私は、職場見学をしたことはないが、ニュースでその話題が取り上げられた時、職場見学を終えた学生の意見がはっきりしており「様々なものに興味を持った」と語っていたのを覚えている。
　確かに、映像産業にてこ入れすることも必要だ。しかし、それによって既存産業を軽視するのは良くない。日本の本来の得意産業は、映像産業ではなく既存産業の製造業やサービス業である。これからＩＴ産業から映像産業に移行するであろうから、その時社会の基盤が崩れないように柔軟な対応をとるべきだ。

　　　講評　　　jun

　毎回字数を削るのに苦労するけれど、自分の書いた文章を要約するというのも勉強になるよね。
　今月お休みした分は、いつでも送っておいてね。
　６．１週は進級テストですが、いつもの調子でやれば大丈夫。
　がんばってね！