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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お父さん   らくだ

社会のルールを教えるという父の役割が消えかけている。結果、善悪ない人間が成長し、全体的視点のない利己的な無気力な人間が増えている。立派な父でないと果たすことができない。立派な父が必要とされているのに、しかしその立派な父が育ちにくい。父でなくなった典型が「友だちのような父親」である。しかし、一定の我慢をすることを教えないと、子どもでも犬でも同じようにわがままに育ってしまう。父とは立派でなければならない。
 立派な父は、この社会にとても不可欠な存在だと思う。筆者が、書いているような子供(私)が増え続けていると思う。ほったらかしにしてしまって私が悪いことに走ろうとしたらそれを止めてくれるのは、両親しかいない。もし、「友達のような父親」だったら立派な父親のように叱り飛ばしてくれるだろうか。怒られることは、いやだけれど自分のことを叱るのは大事に思ってくれてる証拠だからだ。私の父は、こちらのタイプだ。
 でも、友達のような父が、決してだめだとはいえない。今の時代、誰にでも悩みはつきものだ。カウセリングに通うわけにはいかない。そこでそこで(笑)、身近な友達のような父がいてくれると一番助かるからだ。
 立派な父親にも友達のような父親にもどちらにも良さがある。しかし、一番大切なことは、どれだけ子供(私)大事立派でそして、父の役割を立派に果たしてもらいたい。

   講評   jun

   昔気質の父親と友達のような父親、それぞれの良い点についてを複数の意見として挙げることができましたね。子供の立場から見ると、友達のような父親の方が理想的のような気もしますが、昔気質の父親にも、もちろん良い点はありますね。子供を本気で叱ることのできる存在は貴重ですよね。らくださんのお父さんは、こちらのタイプのようですね。
 総合化の主題は、きっちりとまとめることができました。大切なのは、父親のタイプではなく、どれだけ子供のことを思い、父親としての役割を認識しているかということですね。この結びは、うまいよ。

▲最後の一文は、せっかくいいことが書けているのですから、整理してみましょう。
「一番大切なことは、どれだけ子供を大事に育てているか、そして、父親の役割を立派に果たしているかということである。」

☆父の日はいかがお過ごしでしたか?

          




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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