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　　　ひやもいいけど、正確に！！　　　ウルフ

　この詩を読むと、いつも光さす空を見ていよう、紙風船が落ちてくるのに目をとめるより、何度も打ち上げるそのことに生きる証を見つけよう、というような祈りに似た詩の心が伝わってきて、励ましさえ感じます。
「フォークボールの投げ方を選手に教えるのに、球をこう握ってこうして投げるんだよと、動作で見せるばかりでなく、　カーテンのヒモを下へ引っ張るように——という例えで話してやると、印象強く、よりよく伝えることができる」
　驚きました。フォークボールを投げるというような肉体的な技術は、その動きをやってみせることが最上の、それ以外にない教え方だと思っていましたが、そこに比喩が大きな働きをするなんて！
　僕も、ひやは大切だと思う。
　第１の理由は、ひやがあったほうが分かりやすいからだ。よくテレビで、この土地は、何千メートルや、何億メートルです！といわれてもわかりにくい。しかしひやを使えば、東京ドーム０００個ぶんの大きさです！といわれた方が、わかりやすい。
　第２の理由は、ひやを使った方が、印象に残りやすい。例えば、体育で先生が、こうゆう動きをしてください。といったらわかりにくい。ひやを使えば、その動きのことをペンギンの歩き方をしてください。っといわれた方が、知識が広がっていい！
　しかし、ひやばっかりでは、正確な答えが、わかりにくい。確かにひやもいいが、ひやの使いすぎは、ダメ！！

　　　講評　　　jun

　まず最初に「ひや」ではなくて「ひゆ（比喩）」だからね。「ひや」ではお酒になってしまいます（笑）。 　さて、今回も短い時間でよくがんばったね。説明をよく聞いて、しっかいした構成で書くことができました。比喩が大切だと思う理由を二つ挙げることができたね。第一の理由の中に出してくれた実例は本当にわかりやすいよ。これは自力でよく思いついたね。第二の理由ももっともです。比喩を使った方が人の心の中に印象的に残るよね。 　結びは比喩ばかりではだめだという反対意見への理解を示してまとめることができました。ただ、あくまでもウルフ君は、「ひゆは大切」という意見で書き進めているので最後は、「確かに比喩の使いすぎはだめだけれど、比喩をもっと積極的に使っていきたい。」など、比喩を肯定する立場でまとめてみましょう。 ■ユーモア表現や名言の引用などにも挑戦しましょう。