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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   感想文   さるっち

 人間の良識とは、その数が激減している動植物に対し、早急に保護の手を差し延べてやることである。絶滅する事が、確実視されるまで放置した後で、救剤努力を傾注するということには、大きな矛盾を感じる。それに一九二九年に環境庁が発行したレッドデータブックには、緊急に保護を要する動物だけでも、約三万七千種近くが記載されている。イリオモテヤマネコなど、絶滅の危機にひんしている動物も多い。また、日本現在のメダカは外来種に追われて、東京などの都会の川ではめったに見られない。ミヤコタナゴも少なくなってきた。
 僕はこのごろ「スズメ」をあまり見なくなってきたなとよく感じる。この神奈川県横浜市では、はとは、駅に行けばいっぱいるし烏もごく普通にいる。なのにスズメが、本当にたまにしか見ない。しかし、三重県のとある市では、横浜市と、違うところがある。それは「烏」だ。たぶん町の人たちが、ごみなどを道ばたに捨てることが原因だろう。先生方もある日になると、
「みなさん。この前から烏の子育てが始まっていて、少しでもちょっかい出すとすぐに怒って襲ってくるかもしれないし、危険なので、あまり近づかないようにしましょう。」
と言った。
 その他にもホタルもメダカも見なくなった。何故ホタルもメダカも見なくなったのだろう。その理由は自然が少なくなっているからだと思う。水が汚れ、木も切り出されホタルたちの住みかが減ってきたことにかかわりがあるだろう。
 ことわざで「後悔先に立たず」というのがあるように、絶滅してから後悔しても、取り返しがつかない。人間にとって、自然の動植物は、一度失うと、取り返しがつかないものになる。

   講評   jun

 第一段落は、長文中からポイントとなる文をぬき出すことができたね。  似た話は、まず鳥に関することを書いてくれました。確かにスズメは昔に比べると少なくなっているのかもしれないね。電線にずらりとスズメがとまっている光景はあまり見なくなったものね。そのかわり、カラスはよく見かけますね。よくゴミ捨て場のゴミをあらしています。子育ての時期のカラスは人を襲うこともあるそうですね。先生の家の近くの小さな水田には、最近カモが来ています。のんびりと水浴びをしている姿を見るとなぜかほっとします。  ホタルもメダカも、昔はもっと身近なところにいたはずですよね。先生も、何年か前に近くの自然観察の森にホタルを見に出かけましたが、ホタルを見に来ている人の数の方が多いくらいでした。でも、生まれて初めて見たホタルは、幻想的でとてもきれいでした。    結びは、ことわざを引用しながらしっかりとまとめることができました。さるっち君が書いてくれたとおり、絶滅してから後悔したのではもうおそいのです。自然の動植物をもっともっと大事にしたいですね。                         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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