対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2259 今日1549 合計6421
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   少しだけ似てても…   おこじょ

 だいぶ前から、テレビ番組で「みなさん、よい週末をお過ごしください。」といった挨拶するようになった。これは日本人が外国の文化を進んで取り入れた結果だ。特に目立つのが「水」をわざわざ「ウォーター」と言ったり「いちご」を「ストロベリー」と呼んだりするようなことである。多くの日本人にとって、外国の文化は憧れの対象なのだ。しかし、その外国語をわざわざ日本語に翻訳した言葉もある。欧米の文化を広範囲で輸入し消化するとき、高度の文化文明を簡潔に表現する力をもっている漢字が日本にあったことは、幸運としかいいようがない。
 他国の文化を取り入れる時だけではないが、日本人は何かの文化を取り入れる時、すべてを取り入れるのではなく、良いところだけを、もしくは、悪い所を除いて取り入れることが多いだろう。しかし、なぜ良いところだけ取り入れるのだろう。
 まず、第一の理由に、良いところだけを一生懸命たくさん取り入れ、欠点を無くせるからだ。ぼくは一時期、村田兆治、佐々木主浩、高橋尚成の3人の投球フォームを合わせたフォームにしたことがある(3人の名前、全て調べないと分かりませんでした…/笑)。いかに良い球を投げられるかを考えて、3人の良いところを混ぜた投球フォームにした(最後には、バナナとリンゴとミカンを合わせたジュースのようにへんてこになったが…/爆)。このように、結果はどうあれ、良いところを取り入れるのが日本人らしさだと言う。
 第二の理由に、もし真似をしてしまうと面白くないから。よくいるのは、歴史の授業などで、黒板に書かれたことだけを、そっくりそのまま写すこと。これはヒジョーに行けない。例えば黒板に「百済」と書いてあって、先生は言葉で、「これは『くだら』と読みます。」などといっているのに、黒板に書いてある内容だけを書き、後から、何度も『ひゃくすみ』と読んでいる奴。あと、全部白いチョークで書いて、「ここ大切だから色変えといてね」といっているのに黒板どうり、一色で書く奴。(黒板にふりがなをふったり、赤チョークを使わない先生も先生ですが…/やたら多いが→(笑))その他も、自分なりの工夫が必要だろう。
 確かに全て真似する、もしくはすべて取り入れないことも時には大切だろう。しかし、それで生活していくうちに、自分なりにアレンジする必要があるだろう。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)