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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   こうしてケーキミックスは(感)   チェリー

 アメリカでヒットしたケーキミックスを日本でも売るために、炊飯器を利用した作り方を開発した。しかし、ケーキミックスは日本では売れなかった。調査したところ、炊飯器にバニラやチョコレートを入れるということに抵抗があった。日本の文化の中では、白米を炊くことは特別の価値を持っている。
 よくラーメンを食べるときにスープを残してしずんでいるめんを残す人がいるだろう。別に残しても誰も文句は言わない。けれどもご飯粒は残したら「もったえない!」とよく言われる。ご飯は、日本では他の食べ物より価値がある。
 日本と外国の文化は違う。例えば、日本人はカタツムリを食べないけれど、フランス人はカタツムリを高級料理として食べている。ずいぶんと違う生活をしている。他にも日本と外国の食べ物のちがいは山ほどある。しかし、食べ物だけでなく服、座り方、食べ方などいろいろの個性がある。
 わたしは、国によっていろいろな文化があっておもしろいと思う。だが、その国に行って生活が違ったりすると大変だったりすることもあるだろう。わたしは外国に行ったことはないけれども、行くことがあったら日本の暮らしと比べてみたい。

   講評   yue

チェリーさん、こんにちは。今回の感想文、最初のほうの要約が、とても上手にまとめられていますね。そこから「文化のちがい」に話をもっていく流れも、自然です。チェリーさんは、どのくらいの時間でこの作文を書き上げたのかな?とても頭の回転がはやく、本を読みなれているな、と感じました。

★「食べ物だけでなく服、座り方、食べ方などいろいろの個性がある。」→「個性」という言葉を使っているのは、すばらしい!と思いました。例を挙げているこの段落は、課題文にある食べ物のことだけではなく、文化のいろいろな面について書けていますね。ただ、少しもったいないなあと思うのは、せっかく、多くの例を挙げて文化が違うことを行っているのですから、「日本人が、アメリカに行ったら〜」とか、「アメリカ人がすし屋に行ったら〜」など、文化が違うことでとまどってしまったり、困ってしまったりするところまで書いてみたらよかったのに、ということです。例えば、アメリカなどでは家の中に、くつをはいたまま上がりますね。日本人がアメリカに行ったとき、ここはアメリカだから、くつをはいて家にあがってもいいんだ、とわかっていても、日本人は悪いことをしているような気持ちになると思います。でも、アメリカの文化がまちがっているわけでも、日本の文化がアメリカの文化に負けているわけでもないですよね。こういうことについて、「文化が違っている」だけではなく、チェリーさんらしい考えをまとめてみてほしいな、と思います。がんばって書いてみてくださいね!
★第二段落で、日本人にとって「ご飯」はほかの食べ物よりも価値がある、と書いてありますね。その理由も、少し説明がほしいな、と思いました。どうして、日本人にとって「ご飯」は特別なのでしょう?同じように、日本人にとって特別なものは他にもあるかしら?外国人にとっては、「ご飯」はどんなものかな?わからないこともあると思いますが、想像しながら書いてみてくださいね!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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