対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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禁断の引き出し・・・ すみすみ
ももこの母が、昨晩苦労してかたづけたおかげで、子供部屋はきれいに片づいていた。しかし、引き出しを開けてみると、色々な小物などがごちゃごちゃと詰め込まれていた。やがて先生が来て、母と話しをしたあとに子供部屋にやってきて、机の引き出しを開けた。万事休す。ごちゃごちゃの引き出しの中を見た先生はプッと吹き出したあと、しばらくして帰っていった。
皆さんは、こんな経験はあるだろうか?私はある。
ある日、母があまりにも汚い私の机を見てこう言った。
「こんな汚い机だと、勉強がはかどらないでしょ?早く片づけなさい。」
こんな風に言われては仕方がない。私はそそくさと片づけ始めた。ここで私は頭を使った。机にあるものは、いらないものは捨てつつ、全部引き出しの中に入れてしまえばいいと。(笑)その計画を早急に実行して、
「片づけは終わったよ。」
と母に報告した。そのあと、すぐに母が机のところに来て、机の上を眺め回した。
「きれいになってるじゃない。」
母はにこやかに言い、なんと禁断の引き出しを開けたのだ!!やばいと思った。そして、ごまかそうとしたその瞬間、母の雷が落ちた。
「何よこれは!さっきあなたは、きれいに片づいたって言ったでしょ?片づいてないじゃないの!!」
私はうつむいて、引き出しの中まで片づけた。 そして三日後。机の上と引き出しの中は、三日前と同様にごちゃごちゃになっていた。そして、また母の言葉、私の変なひらめきによる母からの雷・・・・・毎日が、この積み重ねである。
私の想像した理想の小学生ライフは、いつもきれいな子供部屋(冷暖房完備)にきれいなランドセルと机とベッドが並び、毎日同じ時間に寝起きし、母の言うことはよく聞き、 「お手伝い大好き!」
と笑顔で言う子供になることである。といっても性格はそう簡単に変わるものではない。だからせめて、机の中も外も日頃からきれいに出来る人になりたい。
整理整頓とは人間にとって生活を快適にするための方法である。
講評 kamo
清書のときは要約はカットして、というようなことは電話で直接は言ってなかったっけ? ごめんなさい。でも、それ以外の部分は、独立した作文として立派に清書できていました。楽しい作文だったよね。では、これからもきれいな机でがんばってやっていきましょう!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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