対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3224 今日3135 合計58695
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   神様からのプレゼント   ハッピー

 「ギャ〜〜ッ!!!!いたあああい!!!」
痛みとは、私たちにとって地獄のようなものだろう。しかし、そんな嫌がられている痛みも本当は、重要なものなのだ。
 私は、痛いかった思い出を嫌というほど経験してきた。その中でも印象的な事件は、バスと接触した事だ。あるひ、学校の帰りに横断歩道をわたっている時、
「あぁぁぁぁっ!ヤバイ……間に合うかな。」
ちょうど乗りたかったバスがきていたので走っていくと………
「ドカ〜〜ン!」
横断歩道を曲がろうとしていたバスに接触してしまったのだ。私は、何がどうなったのか、わけがわからなくなってしまったけれど、とにかく痛かったので
「う、うわああああああああああああんっ!!!」
と、大泣きしてしまったのである。その近くにいた人がハンカチを貸してくれたり、ある人は、電話番号を聞いて私の家に電話してくれたり、救急車を呼んでくれたりもしてくれて
「うわあ。やさしいなあ。」
と、感謝した。けれど、痛いのは、変わりないので
「やっぱり痛いぃぃぃぃ!!」
泣きやみたくとも泣きやめなかった。
「ピーポーピーポー」
少ししたらこんどは、救急車がやってきたのである。
「なんかまるで今にも死んでしまいそうな人みたいだなぁ。のんきに言っているけど。」
救急車に乗るのは、初めてなので周りを眺めていると
「病院につきましたー。」
病院についてからは、レントゲンをとったり、お医者さんに見てもらったりした。看護婦さんが私の頭のレントゲンを見て
「初めて見るでしょ。自分の頭蓋骨。」
と、聞かれたりしたのでかなり、ビックリしたし、打撲は、できたけれど、結果は、異常無しだった。そうそう、打撲の他にメガネもまがってしまったけれど
「おおぉぉぉ。メガネが私を守ってくれたんだあ!」
と、メガネに感謝している。
 もうひとつ、心に残っている痛かった思い出がある。それは、なずけて小指とソファ事件。それは、ゴールデンウィークに起きたのである。
「てりゃあ〜〜っ!」
弟と走って遊んでいたのだが、ちょっとした不注意で
「ドカンッ!」
ソファの足に私の小指をぶつけてしまったのだった。その時は、
「いてて。私ってほんとドジだなあ。」
で、すんだのだが、
「あれえ。いつまでたってもまだ痛い。」
一日たっても、二日たっても痛みがとれないのだ。変に思って外科に行ってみると
「はい。ほんの少しヒビがはいっています。」
「な、なにいぃぃぃ!?」
以外なこ言葉に私もお母さんもビックリしてしまった。
「ま、まさかヒビがはいっているとは………思わなかった。」
しかし、今では、すっかり治っている。
 わかったこと。それは、痛みがなかったら大変なことになること。もし、痛みがなかったら、どんなにいい人生をおくれるかもしれない。どんなに楽に生きていけるかもしれない。けれど、痛みは、人間にとって必要なものなのだ。血だらけになって今にも死にそうなのに、痛くなかったら
「手当てしなくても大丈夫でしょう。」
勘違いされてしまい、最後には、本当に死んでしまう。だから、痛みとは、神様が
「この痛みを感じたら気をつけなさい。」
と、私たちにくれたプレゼントなのだと思っている。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)