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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   とんぼをぜった捕まえるぞ   スマイリー

「とんぼいるかな。」
 私と航が公園に行きました。とんぼをとりにいくためです。公園は、すぐそばにある庄戸第3公園です。とりに行こうとした理由は、単純でしかたがないくらいです。その理由は......なんと家にとんぼがいたからです。
 はじめようとすると3匹やってきました。
「航きたね。がんばれ。」
私は、私が取るかのようにはりきっています。どきどき、どきどき。始まりました。航君は、慎重にとんぼにちかくに行き始めております。ます。おっとあみを上にあげた、が捕まらなかったようです。また追っかけ始めた航君です。がんばれがんばれ。またまたあみをふりあげました。今度こそはいったか、はいったらしいです。よかったよかった。
 航のあとは、なんとなんと私の番でした。それまた理由がありました。その理由は、私自身にありました。私がとんぼを持つのが嫌だったからです。とんぼを持つと手にこんにゃくを持ったような触感がしたからです。
「よーし。がんばるぞ。」
私は、航とは別にどんどんあみをふりあげてはおろしていました。でも、とんぼは高い所に行ってしまい、とれなくなってしまいました。その時です。航がいいました。
「同じ所にずっと立っているとよってくるよ。」
「ありがと。」
そうしたら、本当にやってきました。そして、なんどかちょうせんしましたが最後まで捕まえられませんでした。あとから気が付いたのですが、初めは3匹しかいなかったとんぼが、最後には9,10匹にふえていました。とんぼは、とれなかったけどとんぼとりにはまた挑戦したいです,と心の中でしょっちゅうつぶやいています。

   講評   jun

 スマイリーさんの家の近くにはそんなにとんぼがいるのね。先生は、今年の夏はまだとんぼを見かけていません。とんぼをとるのは、セミをとるのよりずっとむずかしいですよね。先生は、セミとりの名人ですが(笑)、とんぼはちょっと苦手です。でも、ギンヤンマをつかまえたこともあります。
 航君がとんぼをつかまえているようすを現在形(げんざいけい)をうまくつかって、実況中継(じっきょうちゅうけい)のように書くことができたね。祈るようにおうえんするスマイリーさんの気持ちも伝わってきました。こんなふうに現在形をつかって書くと、そのときのようすが読む人に生き生きと伝わってきますね。
 航君のあとは、いよいよスマイリーさんの番。なかなかとんぼをつかまえることのできないスマイリーさんを見かねて航君がアドバイスをしてくれたのね。結局、つかまえることはできなかったようですが、とんぼといっしょの楽しいひとときをすごすことができたのではないかな?今度はつかまえることができるといいですね。がんばってね!

                        

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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