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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   地球温暖化について   いれる

最近、生息北限の神奈川県を越えてクマゼミが東京に生息し始めたという。理由は日本の温暖化で、気温の高い場所にしか生息しないクマゼミは、温暖化と共に東京の方に北上してきたのだ。また、逆に東京でのアブラゼミの初鳴きは年々遅くなってきていて、四十年前は七月後半からだったのが、8月にまでずれこんでしまった。しかし、これは決してありえないことではない。なぜなら、この百年の間に東京の気温は約3度も上昇し、またこれは九州中部の気温に匹敵する暑さだからである。
今日、ニュースでツバルという国について話していた。このツバルという国は太平洋に浮かぶ、世界で2番目に小さな国で、今、最も温暖化に関わっている国である。なぜなら、ツバルにある9つの島すべての海岸ですでに水位が上がり、現に1996年にはツバルの一つの島が海面下に消えているからだ。このまま行くと、ツバル国民(人口約一万人)は荷物をまとめ、自分の国から出なければならない状況になる。しかし人間は、自分たちが同じ目にあわないと事の重大さが分からないらしく、周りの国々はツバルが助けを求めても、そっぽを向いてしまっているのだ。
僕はこの事実を知って、これは絶対にあってはならないことだと思った。このまま行けば、100年ほどすると日本も同じような状況に陥るかもしれないらしい。そういう状況になった時こそ、人々が助け合わなければいけないときなのではないのだろうか。そういう状況に気づいた時にはもう、手遅れなのだ。また、地球温暖化に対して日ごろから気をつけなければいけないことも山ほどあると思う。車のアイドリングを減らしたり、プラスティック製品に気をつけたり。自分だけが何かをしても意味がないと思っては、温暖化を防ぐ事は出来ない。地球をここまで汚したのは我々人間なのだから、自分たちできれいにしなければならないのではないか。僕たちが、温暖化に影響している。そして、解決できるのは誰だろう。それは、僕たちなのだ。

   講評   tune

問題意識に溢れた、とても素晴らしい作文だね!特に、題材として、ニュースで見たツバルの話題をとりあげたところが、とってもいいね。最後の、「環境を守るために自分たちがなにかしなければ」というところも、これからの抱負がよく書けているね。
さらに、具体的な目標や、自分が実際にやっていることを書くと、もっと素晴らしいものになるよ。(例)→「今日から、ボクは、ペットボトルの飲料水を購入するのをやめて、水筒を持ち歩くことにしよう。」のようにね。★ことわざや名言をいれると、説得力がでるよ。★体験実例として、会話などを入れて、ふだんの自分や家族の環境への取組の様子などを書くと、さらに生き生きするね。★採点遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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