対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ユーモアについて 海亀航
日本ではユーモア感覚は、高く評価されてない。それに日本では真面目さが上等だと考えられている。
僕のクラスの女子にはユーモアが通じない。男子が冗談を言うといつも怒る。べつに怒る必要はないと思う。冗談などがなければ学校での生活がかたぐるしいものになってしまうと思う。それに比べ男子はユーモアや冗談が通じない人をだめな奴だと思うことが多い(笑)。
前の先生はシャレが好きな先生で、年中シャレを言っていた。僕はそういう先生が担任になるのははじめてだったのでうれしかった。その先生のおかげでいつも教室は明るかった。女子達も先生を怒りながらも笑っていた。
しかし、今度の先生は真面目だったので女子達はユーモアが通じなくなった。先生1人でこんなに変わるものか・・・とびっくりした。
人間にとってユーモアとは生活を楽しくするものだ。ユーモアがなければ毎日の生活がつまらなくなるにちがいない。しかし時には真面目で、時にはユーモアを大切にバランスをとっていくのが人間にとって最適だろう。
講評 nane
これも、バランスのいい文章。
日本人は全体に、ユーモア感覚が乏しいらしいけど、テレビなどを見ていると、だんだん日本人もユーモアの感覚のある人が増えているような気がするよね。たぶん、海亀君たちが大人になるころには、今よりももっと楽しい社会になっていると思うよ。
前の先生は、シャレが好きだったんだね。できれば、ここで、実際のシャレやギャグの話を入れておこう。そうすると、話が具体的になり、長く書くことが楽になる。
今日のことわざには、「笑う門には……」などが使えそう。今度、ことわざを入れる練習をしていこう。入れるところ、作文の結びの5行ほど。結びの5行は、読み手に印象の残る部分。
今の先生は真面目らしいけど、その真面目さを生かすようにして、ユーモアの方は、生徒でどんどん進めていくといいと思うよ。(笑)
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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