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ユーモアについて、話が(感想) くま吉
ユーモアについて、話が(感想)
イギリスでは第二次大戦のときもユーモアが大事で、「ユーモアセンスがない」が最高の侮辱である。他の国とちょっと悪口がちがうのだ。日本では、ユーモアはあまり重要視されていない。人間一番まじめが肝心! という感じだ。まじめがまじめ病をうつしにわざわざ他国まで来る。これはいわば欠陥人間。自動車のハンドルに遊びがあるように、人生にもユーモアという遊びがある。ユーモアは論理で解釈するのではなくて、たとえるなら花の香りのようなもの。口ではうまく説明できないのだ。数学などなら一生懸命やればわかるが、ユーモアは感じるか感じないかなのです。
母がインドに行った時、旅行をしている夫婦と一緒になったという。奥さんは日本人で、旦那さんはイギリス人だったそうだ。 2人はタクシーに乗ろうとして、料金を聞いた。それが高かったらしい。奥さんは怒りはしないが母とブツブツ言っていたらしい。そしたら旦那さんが「今日は倍の日なのかい?」と聞いた。母は笑ってしまったそうだ。私もそれを聞いて笑ってしまった。私はそれまでイギリスという国があまり好きではなかった。あの旗の色とか……直感的に(笑)。でも今はすっかり変わった。イギリス人はおもしろい人なんだな-ってね。代表的なおもしろいイギリス人がやっている番組は『Mr.ビーン』だ。ビーンはあまり話さないで、表現だけでみんなをおもしろがらせるのだ。ちなみにこのようなお笑い番組はイギリスで伝統のようなものになっているらしい。でもこういう考えの人もいるだろう。たまたま『Mr.ビーン』を見て、表現しかやらない。だから、言葉が何のためにあるのかわかってるのか!? というような考えになると思う。こういう人にはこの表現にどんな意味があるかわからないだろう。“人には添うてみよ、馬には乗ってみよ”ということわざがあるように気持ちを空にして楽しむのもいいと思う。
人間にとってユーモアとは人生に欠かせない大事な遊びだと思う。
講評 nara
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