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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お友達と霞ヶ関へ!   よう子

お友達と霞ヶ関へ!
                 よう子
 8月22日。今日は私にとって、とっても特別な日です。何かというと、友達と霞ヶ関に行くのです! 霞ヶ関といえば、国会とか文部科学省とか国土交通省など、日本の政治が密集しているところ! そこになにをしにいくかというと、今日、霞ヶ関で、「子供霞ヶ関見学デー」というのをやるんです!
 当日、私は7時半に起きました。急いで朝ご飯を食べて、着替えて、私がとっている子供用の新聞に手を伸ばしたとき!
「いくわよ〜」
と声をかけられてしまいました。
 友達のwちゃんが迎えにきてくれたので、一緒にJR線k駅まで。そこから電車で八丁堀まで。さらに地下鉄を使って霞ヶ関駅までいきました。その間、私は心配になりました。
(きてみたら高学年ばっかり、なんてことはないかな・・・)
 まず最初に文部科学省へいきました。そこから、まず私の希望、キャスター体験のコーナーにいきました。
 そこには思ったより人がたくさん。高学年ばかりでしたが、低学年ほどの人もいたので一安心。
「では、ここに座って、キャスター体験をやってみたい人!」
 どうしよう、私は思いました。キャスター体験、テレビで報道されそうだし、タダでも恥ずかしいな・・・・・・。
 ふるえる手を挙げて、ナレーションの人に指されたのでいってみます。
 キャスターの席に着くと、まず最初に驚いたのは、カメラマンがいること。
「なんだ、キャスター体験に偽カメラマンなんてつきものだぞ」
と思っている人、違うんです。ホンモノのテレビ局のカメラマンなんです。フジテレビ、とカメラに書いてあったり、アサヒ報道、と書いた紙を首からぶら下げていたり・・・。
もしや、ニュースで報道でもされるんじゃないか、と思いながらも勇気を振り絞ってせりふを言いました。
 友達やお父さんお母さんの席に戻ると、お父さんやお母さんも恥ずかしい目で私を見ます。
「ホンモノのカメラマンがいたよ。テレビとか新聞で報道されたらどうしよう」
私がいうと、
「大丈夫だとおもうよ」
とお父さんがいいます。でも不安げです。
そのとき!私の顔の前にカメラマン!
友達と、「気づかないフリ」をしましたが、横目でチラ、チラとのぞくたびにドキドキしました。
 次は、wちゃんやお母さんの希望でうちわづくりに。ちぎった紙をうちわに貼るだけの簡単な作業ですが、私はブドウを作ったので、疲れました。友達のwちゃんはさくらんぼの茎(というのかな)が細いので苦戦していました。意外と大変です。
 次は、やることがなくなったので各階めぐり。昔の給食とか昔の教科書とかあっておもしろかったです。
 外にでると、そこには子供の車のオモチャ。でも笑わないでください。これ、世にも珍しい電気自動車、さらには電気自転車なのです!
 早速やってみたらおもしろいことおもしろいこと。でも、ずっとやっていたら恥をかいたかもしれません。なぜなら、次の日、新聞でそのことが乗っていて、電気自動車に乗っている女の子(私じゃないですよ)が載っていたからです。
 そのあと昼食を食べ、文部科学省に戻ると、ある紙が目に付きました。
「金魚、メダカ、差し上げます」
どうやらこれも企画の一種のようです。私はメダカを飼いたいな〜と思い、友達のwちゃんは、うちのメダカだいぶ少なくなってきた、という理由でメダカを飼うことにしました。
 その後、文部科学省「別館」にはいり、正十二面形を作り、ワイヤーでカードはさみ(なんていうのかわかりません)を作り、ビーズで指輪を作りました。
 その後に環境省入り。クイズをやったのですがなんと・・・・・・・・20門中15問正解でこの回一番正解数が多い人となってしまいました!あーあ、最悪。
 その後、帰宅。そしてwちゃんの家で遊びました。
 イベントは楽しかったです。もう一回希代と思いました。
 みなさんも、このような機会があれば是非きてみてください!

   講評   nara

普段はテレビや新聞の中でしか見かけないものだけれど、今回のような体験があると、政治や行政にも今まで以上に興味がわいてきそうだね。いろいろな官庁が密集している霞ヶ関、「お役所」というと、どこかかたくるしいイメージがあるけれど、そうでもないようだし、むしろ楽しめることが多かったようだね。何と言ってもハイライトは「キャスター経験」かな? テレビに映ったかなぁ。緊張しつつも、おもしろかったのではないだろうか。「二度とやりたくない」なのか、「興味を持ってきた」なのか、やった後の耀子ちゃんの感想は、もっとくわしく書いてみてもいいかもね。
 その後の見学は、何となくお祭りみたいだね。ところで、環境省でのクイズで「一番正解数が多い人」になったことは、どうして「最悪」なのかな? 目立ってしまったことがいやだったの? ここはもう少し言葉を付け加えておく方がわかりやすいよ。先生だったら、「よし!」とガッツポーズをしそうだなぁ
 「楽しかったなぁ。」このまとめを、もう一ひねりしてみようか。この経験をしたことで、行く前の耀子ちゃんと、行った後の耀子ちゃんでは、何かがちがうはずだね。行ったからこそ発見できたこと・わかったことを、作文のまとめにしてみるといいね。
 「もう一回希代」→「もう一回行きたい」だね。「い」が一つ少なかったかな。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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