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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   僕のウキウキする日   いよち

僕のウキウキする日
長谷川 真樹
僕の大好きな日は元日だ。皆からお年玉をもらえる。また,雑煮等のお正月にしか出ないおいしい料理が出るからだ。
ところが、去年の正月は、とても残念な事が起きた。その日朝から家族皆が寝坊した。7時に起きるつもりが、8時まで寝てしまったのだ。お母さんは自分も寝過ごしてしまったくせに、
「あー、お父さん何ぼんやりしてんの。早く起きて!!」
結局その日の朝は、大急ぎで食パンを一枚ずつ食べて初詣に行った。おいしいおせち料理を何日も前から楽しみにしていたのに、ショックだった。家に帰ってから目覚し時計を見てみると、10時にセットされていたのが分かった。だれが何のために、こんないたずらをしたのか今でも分かっていない。
それに比べて、今年はいつも通りのおめでたい正月だった。おせち料理も食べた。お父さんは、一年前を思い出して
「去年は、ほんととんでもない正月だったなー」
といった。僕も今までの中で一番ひどい正月だったので大きくうなずいた。
 この作文を書いたときふと「♪もういくつ寝るとお正月」という音楽を思い出した。この音楽があるということは、僕のほかにもお正月を好む人がたくさんいると思う。

   講評   yue

真樹くん、こんにちは。今回の作文は、とても楽しい内容ですね!お正月のおせち料理は、ほかの日に「作って」とお願いしても、作ってもらえないし、お店でも買うことができない料理ですもの、年に一度の楽しみにしている真樹くんの気持ち、よくわかりますよ!

☆「ところが〜今でも分かっていない」→読んでいる人がわくわくするような、楽しい文章です!真樹くんの家族のあわてているようすが目に浮かびますね。とてもわかりやすく、それぞれの文の長さもばっちりです。真樹くんはこういう文章も書けるんだなあと、感心!
☆去年のお正月と今年のお正月をうまく比べることができています。ひどいお正月の思い出と楽しいお正月の思い出、正反対だから、印象が強いのでしょうね。この比べ方はとても自然で、読みやすいものです。センスが光っています。
☆「一年の計は元旦にあり」という言葉がありますね。お正月が特別な日なのは、もちろん、一年の最初の日だからです。「今年の目標」を立てるのも、だいたいお正月ですね。真樹くんは、これまでにどんな目標を立てましたか?それを書くと、きっともっと味わいの深い文章になると思います。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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