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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然をありのままにうけとめる   ほり内

 私たちが住んでいる地球というのは、何万、何千もの生物が共存しあい、何億年もの地球の歴史を積み上げていった。その歴史の中で「自然」というすばらしい産物を生み出した。自然は植物と動物と微生物との関係による食物連鎖により、成り立っていると思う。築き上げられていった自然は、非常に長持ちし、非常にデリケートなものだと思う。そんな中、今ほとんどの新聞の記事は環境問題で騒がれている。例えば地球温暖化やオゾン層破壊などなどいろいろな環境問題が浮上している。そのようなこともあってか、今いろいろな自然区域で環境保護が進んでいる。しかし、その環境保護は自然全体そのものを保護するのではなく、人間にとってプラスになる自然しか保護をしていない。例えば、高山植物がきれいだから保護することだ。また今も自然破壊は進んでいる。例えば道路を作るのに、森林を伐採して道路を作ったり、何もない森の中で高層マンションを建てたり(笑)、アフリカで焼畑農業をして砂漠化を進行することだ。つまり、今人間がしている環境保護というのは「真の環境保護」とはいえない。では、「真の環境保護」とは何か。簡単なことだと思う。だが難しい。つまり自然をそのままありのままに受け止めることである。
 そこで私は、自然をありのままに受け止めたい。
 そのための方法は第一に、自然界の過酷さ、辛さを体験することだ。つまり、自然をありのままに受け止めるためには、プラス面だけでなく、マイナス面も体験する必要があるということだ。私も自然の過酷さというか、大変さを体験したことがある。1年前に、広島県の尾道市というところから、しまなみ海道という島と島を結んだ橋を渡って、愛媛県の今治市まで自転車で走ったことがある。その時は太陽の光を浴び,とてもとても汗が出たことを覚えている。本当に本当に自然の過酷さを味わったような気がする。このような自然の過酷さを体験すると、ありのままの自然が見えてきて、「真の環境保護」のコツがつかめられると思う。
 また、国家が小規模な環境保護はやめて、もっと、大規模な環境保護をするべきだ。どういうことかというと、高山植物の生息している地域を保護したり、天然記念物の生息している地域を保護するのではなく、何も無いが広い林や、何もかも無い野原など、自然全体を保護すべきだということだ。そうすれば、環境破壊が国家全体として、阻止できるのではないのだろうか。
 確かに、私たちは環境破壊をして、この便利で平和な世界を手に入れた。しかし、[寒さに抵抗するいちばんよい方法は、寒さに満足することである。]という名言のように、自然をありのままに受け止めることが大切だ。

   講評   jun


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