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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   意見   たぬき

 自分で判断し行動する。簡単なようにみえて、実はとても難しい。大人でも大勢の意見に依存してしまうことも少なくない。そして、そのほうが楽だということも事実である。自分自身に責任があるわけでもないので気楽であるが、最近の教育は他人依存を助長している。大学生がレポートを書くときテーマが自由だと困るらしい。指示待ちやマニュアル願望が強く、自分で判断し決断することになれていないらしい。つまり自分で考え、判断し、決断するといった作業に慣れてない。
 自分で考え、判断し、決断するといったことは勇気のいることだ。「もし自分の意見にみんな賛成してくれなかったら・・・・・」などと思うと決断するのに勇気がとてもいる。でもみんなが賛成しなくても、自分の意見を貫いたから充実感はあるし後悔もしない。小学校の時はよく学活で話し合いをした。小学校で祭りをすることになった。僕のクラスは店をだすことにした。その店の商品はリサイクルしたものを使って商品を作ることというのが決まりだった。そしてどんな商品をだすか決めるとき意見を言うのはごくわずかだ。「牛乳パックを使ってボールを作ろう」「牛乳パックを使って本棚を作ろう」などと同じ人しか意見をいわない。勇気を持っている人はわずかだ。自分の意見がとおってその人は充実感があっただろう。僕は意見を言わないので充実感はなかった(笑い)
 話し合いをしているときは体験者の話を聞くのも大事だ。その人の話を聞いて参考にして自分の意見を作っていくというのも大事だ。さっきの話でどんな商品をだすか話し合った時、一回作ったことがあるという人の意見はとても役に立った。「経験は、最良の教師である」という名言があるとおり経験は貴重なものである。体験者の話を聞かないと物事はあまり進まない。
 確かにじぶんの意見をもって発表するのも、人の意見を聞くのも大事だが、一番大事なのはその物事を身近に感じ、たくさん考えることだ。

   講評   jun


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