対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分と他人の考え   しっぽ

 自分で判断し、行動することはいいことだ。けれど、大勢の人の意見を聞いて、取り入れることもいいことだと思う。
 自分の判断だけで行動することは、難しいが、大切なことだ。常にそういうことを心がけてやっていると、自然と責任感を持てるようになる。私は、学校の係などを決めるとき、いつも「どーでもいいや。」と思う。私の学校は、委員会と係かどちらかをやらなければならないのだが、私は必ず係の方を選ぶ。委員会は面倒だ。何回も話し合いを開かなければならないし、仕事が多くて大変だし、それにもしなにかあったときに私は責任をとれるという自信がない。だから私はいつも係をする。けれど、こういうみんなが嫌がる委員会を積極的にやる子は、信頼を寄せられている。それはやはり、大変な仕事をしているので、自然と責任感が生まれているからであろう。
 大勢の人と話し合いなどを開いて、他人の意見や判断を聞くのもよいことだ。自分の考えが正しいと思っていても、色々な人と話してみると結構自分の考えかたの間違いに気づくことも多い。特に私は勘違いが多いらしい(笑)ので、ほかの人と話をしたり、意見を交換することはとても大切なことだと思う。
 自分だけの考えと色々な人の考え、どちらも大切だ。けれど、一番大切なのは、その取り入れた考えを使って、どのように役立てるかだ。考えだけでは始まらない。その考えで、人の役に立つためのことをしたり、なにかの問題を解決したりと、とにかく結果を出さなければならない。手段や経過も大事だが、やはり結果が大事だと思う。

   講評   jun

 いつもに比べて字数は少なめですが、内容的にはとてもすばらしいものが書けています。字数が少なくなったのは、第一段落の状況説明が短かったことと二つ目の意見の具体的な実例がなかったことが原因だと思うけれど、それでも650字書けているから大丈夫。眠い頭でよくがんばったね!(笑)
 自分で判断し行動するためには勇気と自信が必要だね。志帆ちゃんが責任の重い委員会を避け、係の方を選んでいるとは意外。でも、それも自分で判断したことなのだからよいのでは?
 他人の意見を聞くことによって自分の視野の狭さや考え方の間違いに気づくこともあるよね。「三人寄れば文殊の知恵」というように一人では解決できないこともみんなで考えると名案が浮かぶこともある。確かに勘違いの多い人は他人と話をしたり意見を交換することによって自分の勘違いに気づくこともできるね。(これは一般論。決して志帆ちゃんのことではありません(笑)。)
 総合化の主題はよくまとめたよ。大切なのは考える過程ではなく、あくまでも結果だと言えるね。

        

☆「車輪の下」を読んでいるのね。先生はこの本ですっかりヘルマン・ヘッセのファンとなりました。ちょうど中学2年のころだったかなあ。

                       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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