対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3224 今日1788 合計57348
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   微妙…。   YES

 近代社会にはさまざまな娯楽道具ができたと思う。例えばテレビやパソコンやゲーム機などだ。これらはみんな科学が発展した証拠だ。しかしその科学の発展のせいで人々は地球を、自分たち将来の首をしめていることになる。近代科学はたしかに急激に成長したが最近では自分の利益だけしか考えない科学発展をしている人たちが多いと思う。これは問題だ。なぜ自分達のことだけしか考えないのだろうか?人の役に立つことをしようと思えないのだろうか?確かにこれらのことは綺麗事ではある。しかしこれは今現代に必要なこととなってきている。
 その原因はまずこれまでの日本が急激に成長したため進路方向を誤ったところもあるだろう。成長し続ける中での進路方向への気配りは難しいことでもあったのだろう。昔と違い平和になり科学進歩のせいで娯楽用品が飛ぶように売れどんどんバブルへと近づいていく。幸せと感じていただろう。しかし現在の日本はもうこれ以上急激には成長しないと思う。新たな発想を生み出して革命を起こそうとする人物がいるのなら話は別かもしれないが…。
 二つ目の原因は景気が不景気になっている日本にとっては人々の役にたつより自分自身の利益を尊重してしまうためだと思う。これは仕方がないことだ。もしも日本が裕福ならば発展途上国になっていけるかもしれないが今のままでは無理だ。それを変えるにはまず主権者を変えるべきだ。今の大臣の小泉首相はがんばっているとは思うが、アメリカのブッシュ大統領はおかしいと思う。彼はアメリカ全体のことを考えてはいないと思う。テキサス州出身のためかテキサス州の景気だけがよくなればいいと思っている。そのためアメリカはもっとも二酸化炭素を排出している国といわれながらも二酸化炭素が減らない。なぜか?テキサスは石油をたくさん持っている。これをいえば答えは一発でわかるだろう。人の上に立っておきながら自分の利益のことしか考えないなんて信じられない。選挙のときなどには善人ずらして出て行きいざ大統領や議員になれば自分のことしか考えない。これはおかしい。
 これからはもっと他人のことを考えるべきだ。まず子供の教育に力を入れて他人のことを労わり慈しむということを深く教え込まなければならないと思う。助け合いという言葉をもっと広く伝えていくべきだ。例えば、たぶんないけれど宇宙人が責めてきたとする。この場合人間達はどうするだろうか?国と国との戦争にはその国の人全員が協力して戦うわけだからこの場合まず考えるのは地球がひとつになると考える。これはすばらしいことだ。これからの地球は一つになるための努力が必要だ。科学の発展は自分の利益のためでなく人のために役立てるものだ。

   講評   jun

 経済の発展のための科学ではなく、人類全体の幸福のための科学へと認識を変えていく必要があるというのがこの長文のテーマだね。
 自分の利益のために科学を発展させてきたことを問題点として挙げ、その二つの原因を考えることができたね。産業の発展がそのまま人間の幸福となっていた高度成長期の考えは改めなくてはならない。科学の発展がいくら産業を発展させたとしてもそれはもはや人間の幸福にはつながらないということを認識する必要があるね。また、さらに、不景気だからこそ、ますます経済的な利益の尊重という観点で物事を見てしまうということもある。どちらの原因もよく考えたね。三段落目のブッシュ大統領に対する意見にはかなり熱がこもっていたようですが……。
 最終段落では、その対策も考えることができたね。確かに、地球規模で物事を考えられるような視野の広い人間に育てるためには、幼いころから他人を思いやる心を育てていく必要があるね。狭い視野ではなく、全体を見渡したところで科学を役立てていかなければならないはずだね。

     

★字数は十分。自作名言も入れることができたね。
■体験実例は見つけにくかったかな?
▲自分達→自分たち
 奇麗事→きれいごと   ひらがなで。

                        

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)