対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
成長するためには ミュウ
自分で判断し決断し行動する。簡単なように見えて、じつはとても
難しい。時として、判断に困り、大勢の意見に依存してしまう事も
少なくない。その判断が、仮に間違っていたとしても、自分自身に
責任があるわけではない。まして、その責任を追求される事はない
。しかし、我々が社会生活を送っていく以上、自分で考え自分自身
で判断する事は、当然の事であり時には厳しい判断を迫られる事
も少なくない。それなくして、一般的な社会生活を送ることすら困難
といっても過言ではない。しかし、これができない人が多いのであ
る。
うちの学校の先生は、よく「そのことをやるかどうかは自分で判断
せぇ。」とか言う。そのことが本当に正しいことかどうか、やっていい
ことなのかどうかもわからないのに、自分で判断して物事をおわら
せてしまって良いのだろうか?もしもその自己判断が間違っていた
としたら、それをいった先生は、その人をしかる。正しくないんだと
いうことをおしえる。そういうのなら、はじめから正しいことをしろと教
えておけばいいのにと思う。なにもかも自分で判断すると、まちが
った答えの方にいってしまうということがあるので、人にも頼ること
が大切だと思う。
逆に、人に頼ってばかりいると、他人に迷惑をかける上に、自分
が成長しないのではないか。なにもかもを人に任せっぱなしにして
しまって、自分でなにもしなくなってしまうと思う。
だから、自分でまずは意見をもち、人の意見も聞いて、その意見
を比較して、そのことのどちらが正しいか、正しい答えはなんなの
かを考えるといいと思う。そうやって人間は成長していくものなので
はないだろうか。
講評 yuri
●この感想文は、ミュウさんの気持ちがかなり入っていたね^^;)。普段おかしいと思っている先生への思いが、長文の内容とピッタリ合った感じかな? 「自分で判断する」というのは、実はとても難しいことなのかもしれない。「判断」するためには、ミュウさんが書いているとおり「本当に正しいことかどうか」を知っている必要があるものね。知らなかったら「多分こっちのほうがいいだろうなあ」くらいの判断で行動するしかない。それで間違っても仕方がない。ただ、間違っても人に言われてやったことよりは、ずっと心に残るよね。次に同じ間違いをすることはないはず。だから、間違っても叱らないでほしいよね(笑)。
今回も二通りの見方「自分で判断」と「人に頼ったとき」を述べて、最後にその二つを融合させる意見でまとめる、という構成がしっかりできています。やはり、最後のまとめで名言やことわざを引用すると説得力がでてくるので、次は挑戦してみて下さいね。
◆来週は、この感想文を「要約」の部分をとって、最終段落に名言かことわざを入れて(しつこい!?^^;)清書にするといいと思います。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |