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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間と環境問題   いほや

 現在、環境破壊問題が世界規模にまで発展している。オゾン層の破壊による紫外線の直射、酸性雨による森林破壊などがそうである。その中でも最も深刻なのが地球温暖化である。近年の異常気象や海面の上昇などを引き起こす原因となっている。ではなぜこのような環境問題が起こってしまったのだろうか。
 原因としてここ二百年の間による科学の急速な進歩や世界の社会体制があげられるが、最大の理由は我々人間が人間中心的な倫理に従って行動してきたことであろう。人間の利益になることをするのが目標であるため、環境のことは二の次で温暖化の原因となる二酸化炭素などの汚染物質をバンバン排出してきた。その結果として地球の治癒能力が対処可能な範囲を大きく超え、これらの深刻な問題が生じたのである。
 環境問題の解決手段は私達がその問題の深刻さを認め、認めた上での行動を起こすことではないだろうか。思想家達が環境汚染は心の汚染であるというように、我々は環境に対する心構えを変えなければならない。少なくとも日本にはその対象となる人間が多くいるとおもわれる。その証拠として道端に平気でゴミを捨てる輩が多くいる。実際、私の通っている学校から駅までの間に同じ学校の学生が捨てたと思われるお菓子の袋や空缶がよく目につく。このようなことを無くすことが解決の一歩となる。
 確かに人間中心的な倫理によって地球温暖化などの環境問題が引き起こされたが、人間がこの倫理を捨てることできないだろう。私達が健康で安全な生活を送れるようになったのはこの倫理のおかげといってよいだろう。全ての生物が平等とみなす生命中心倫理に基づいて行動すれば環境問題は解決するだろうが、逆に人間が絶滅してしまう危険性が出てくる。人間は今一度自然との調和をはかる必要がある。そのためにも人間ひとりひとりが自然に対する正しい倫理を持つべきなのである。

   講評   nane


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