対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
スズムシ 十円
「リーリーリーリーリーリーリー。」
ぼくの家ではスズムシを飼っている。
朝でも昼でも夜でもいつでも鳴くうるさいスズムシだ。
朝。起きたら鳴いている。
昼。学校から帰ってきたら鳴いている。
晩。なかなかうるさくて寝られない。
卵から育てているが今は、育てなかったほうがよかったと思わせるぐらいうるさい。卵は毎日霧吹きをしてやれば2〜3週間で孵る。卵が孵ったら毎日餌をやり、霧吹きをしてやれば勝手に脱皮して育っていく。
卵を入れるとき妹がなぜか
「こわい〜。入れて〜。」
といってこわがっていたので卵はぼくが入れた。
成虫になってからは、いつもどうり餌をやり、霧吹きをしてればいい。
スズムシがはじめて鳴いたときはうれしかった。でも、今はうるさいくらいだ。
ぼくの家では蟻地獄というウスバカゲロウの幼虫もかっている。
たぶんその蟻地獄も
「うるさいな〜。」
と思っているだろう。(笑)
はじめてないたときと今では「月とスッポン」である。
でも、今は数が少なくなったのでさみしくなってしまった。しかし、メスのおなかは大きい。卵を持っているからだ。もしかしたら来年もにぎやかになるかもしれない。
スズムシは秋を感じさせてくれる生き物だと思った。
講評 tune
季節感あふれる素晴らしい清書だね!これまでにくらべ、ぐっと表現力が増したように思います。蟻地獄が、「うるさいな〜。」 と言っているところもとてもユニークだし、何よりも、最後のまとめが光っているね。来年に向けての、期待や希望が感じられて、先生も、とっても幸せな気分になりました!
なりました!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |