対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2566 今日888 合計3454
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学問の道は深し・・・。   YES

 私たちはどうして勉強するのだろうか?そう思いながら勉強している人がほとんどだと思う。特に将来の夢などがない人はそう思っているだろう。僕もそうだ。なぜ学校に行かなければならないのか?勉強して何か役に立つのか?などの様々な疑問を抱いていつつ勉強している。しかし最近少し、ほんの少しだけ勉強する意味がわかってきたような気がする。今の僕の考えから言うとやりたいこと即ち夢を見つけるために勉強するのではないかという事だ。勉強して色々な知識が身に付けば自然と何が必要かなど重要な部分が見えてくると思う。
 最近の学問は受験用方になってきている。特に私立高校の学問はそうではないだろうか?知名度の高い大学に自分の高校の生徒が入ればその高校の知名度も上がる。そうして、自分の陣地を確保しようとしていると思う。更に受験用だけの学問は将来にも役立たないと思う。これは問題だ。
 まずなぜ受験用の学問を教えるようになってしまったのだろうか?その原因は実用の学問のレベルが落ちたせいだと考えられる。実用的学問とは自分が勉強する事によって自分の将来の道が見えてきて未来の社会をよりよくする学問のことだ。この学問の原点にあたるのがあの福沢諭吉だそうだ。そもそも学問の意義は時代によって変わる。江戸時代での学問を学ぶ理由は、立派な人間になるためとされていたが明治では諭吉が言ったように、実用に役立てるためとなってきている。そして現代は受験のために勉強する学問になっている。これはレベルが下がったといえる。
 原因其の2は就職を考えた時に企業が欲しがる人物は、一般教養が備わったひとを求めているからだと思う。専門的なことばかりを勉強していると狭い考えになってしまう。そのためトラブルがおきやすくなる。これは企業側としても困ることである。これからの大学の方針は一般教養の身についていてかつ専門的なものもできる人を育てていくべきである。この前聞いた話だと大学受験をしたときに全部の教科全部が平均点だった場合難関大学は落ちるそうだ。逆に何か飛びぬけてできるものが一つでもあると
受かってしまうそうだ。
 よって確かに進学するのは大切だ。しかし実践的な学問を教えないのはよくないと思う。更に一般教養と専門的学問の両方のバランスをとっていくべきだ。それに効率の悪い学び方をしては元も子もない。学問はただ学ぶ事ではなくよく学ぶ事なのだ。これは何に対しても言えることだ。

   講評   jun

 新学期早々◎がそろったね。しかも目標字数も突破。毎回よくがんばっていますね。
 まず、身近なところから勉強の意義について考えることができました。そして、本来の学問の意義と現実とのずれを問題点として挙げることができたね。今の日本では勉強=受験勉強という色が濃くなっているよね。受験がいけないとばかりは言い切れないけれど、せし君の指摘するように、受験勉強が受験をこえて、将来役に立つかどうかは疑問だね。本来の学問の意義を考えるなら、もっと実践的な勉強を重んじるべきかもしれない。
 さらに、一般教養と専門的学問とのバランスを取り、得意分野を持ちながら決して専門バカではない人材を育てていくことも忘れてはならないね。
 最後の自作名言も決まりました。ただ勉強さえしていればよいというのではなく、よりよいことをよりよく学ぶ必要がありますね。

▲「〜ではないかということ」、「学ぶこと」などの「こと」はひらがなで。

                        

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)