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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   文化祭の練習   よう子

文化祭の練習
                 よう子
 私の学校では、秋に大きな行事があります。運動会じゃありません。文化祭です。
 私の学校の文化祭は、各クラスごとに出店形式のお店を開き、縦割りのグループでクラスの中から何クラスかを回る、というものです。
 私のクラスは、何をやるかで迷いましたが、「作ってもらう場所」ということで木の実の人形や、ペーパークラフト、シャボン玉や紙飛行機(ちゃんと設計図があるものです)をやることになりました。
 私の係は木の実の人形。どんぐり人形とかどんぐりトトロ(この二つは似てます)、まつぼっくりツリーとかを作ることになりました。
 まだ商品の見本を作るなどはしていませんが、メンバーもきまったし、文化祭が楽しみです。
 文化祭では、もうひとつ楽しみなことがあります。ほかのクラスを回ることです。
 各グループは原則として、三つクラスを回ることになっています。まだ行くところは決まっていませんが、行きたいところは、どこか、というのを応募しています。
 まず、スライム(私もよくわかりませんが、なにかカラフルなねばねばしたもの)作りというところがあるらしいので、そこを応募しました。多数決で決定され、私はほかの意見でした。
 スライムは、何回かみたことがありますが、さわるとまるで水田のなかの泥みぐらいネバネバ、というかムニャムニャ、というかんじの感触だと思います。触るのがちょっと気持ち悪いな、という気がします。まあ、まだいくとは決まっていませんが・・・。
 人生ゲームをやっているところにもいくことになりそうです。私は家に人生ゲームを持っていません。ずっと、
(やりたいな)
と思っていました。その願いがかなったのか、友達の家で人生ゲームをやらせてもらうことになりましたが、面白いこと、面白いこと。まるで、本当の人生の出来事をゲームにしているようでした。結果は、時間がなくて途中で終わってしまい、勝敗つかずでしたが・・・。
 文化祭は、楽しみです。面白いところに行って、楽しい自分のクラスの係の運営をしたいと思います。

   講評   nara

 文化祭の楽しみは、よう子ちゃんが書いたとおり、「自分たちが運営する出し物を充実させること」と「ほかのクラスの出し物を楽しむこと」の両方があるね。どちらか一方ではもの足りない。いい文化祭になりますように。
 まだ、準備段階の前半なのだね。やっと大わくが見えてきたところかな。動き始めたばかりだから、盛り上がるのにはもう少々時間がかかるかもしれないね。実際に準備が始まってくると、楽しいことばかりだけでなく、メンバーとの意見の対立も出てくるだろうし、なかなか先に進まないで困ってしまうこともあるだろう。そういうハードルを乗り越えて迎える文化祭当日だからこそ、より盛り上がるのだろうなぁ。今回の作文は、「いよいよ始まるぞ。」というワクワクの芽が、ほんの少しだけ見えてきた、そんな感じだね。当日までに、いろいろなことが起こるだろうから、そのこともまた作文にできそうだ。
 スライム・人生ゲーム……どちらも人気がありそうだ。よう子ちゃんたちの出し物は、一見地味めだけれど、秋らしい企画でこれもまた人気がでそうね。時期にもよるけれど、手作りリースなどができると、クリスマスシーズンまで楽しめそう。
 文化祭に限らず、学校行事・祭などは「楽しんでやろう」という積極性がないとね。距離をおいて冷めてしまっては、せっかくの場がしらけてしまう。「めいいっぱい楽しむぞ!」という気持ちで取り組むことが大切だ。盛り上がるといいね!
 前によう子ちゃんが書き込みをしていたけれど、「……じゃない」などは話し言葉だね。「  」の中で使う分にはそれほど気にならないけれど、「  」以外ではなるべく避ける方がいいかな。(もちろん、エッセイなどでそういう文体が持ち味のものもたくさんある。それはそれでいいのだけれど。)

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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