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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   明日は地獄か天国か?   YES

 最近の広告というものはあまり効力をもたなくなってきている。それはなぜか?そもそも広告というものはなんだろうか?広告というものは売りたい商品の宣伝である。従って新たなものを作ったとしても広告が無ければそれはみんなに知れ渡らない。みんなが知らなければ売れる訳がない。広告は重要なものだった。しかし現代ではその広告に力がないのだ。そのため面白いCMやインパクトの強いものを使用してCMに興味を抱かせるといったものが最近のCMには多いと思う。しかしそれでは本来の広告の意味が違ってきてしまう。本来はそのものをより多くの人に知ってもらうためのものである。これは問題だ。
 その原因とは、最近は豊かになり生活に不十分なものが少ないからではないだろうか?もしも必要なものがあれば買うだろう…。戦後は何も無かったわけだから、みんながみんな自由な暮らしをするために物を欲しがる。このためバブルが起きたのは当然だと思う。しかし現代は不十分なものが無いため何も買わない。そのためバブルははじけて不景気に突入と考えるのが筋だろう。今は21世紀だ。まだ入ったばかりだ。そして思うことがある。22世紀に、今の科学でドラえもんが誕生するのは不可能だと思う。今のロボットといえばだいぶ進歩したと思うがドラえもんには程遠いものがある。しかしもし現代科学に革命がおきたとしたら!?例えばドラえもんの中に出てくる何かの道具を作れたとしたら?あるいはドラえもんを作れたとしたら?その結果みんながみんなほしがるだろう。ただ最初は怪しがるかもしれないが…。
 原因そのには広告じたいに怪しいものがあるからかもしれない。大部分は正当なものだろう。しかしそのなかでも犯罪が増え始めたと思う。そのせいで広告というものの効果が衰退してしてしまったのではないだろうか?それも含めて例を挙げよう。ある友達が「あそこのパン屋はとってもうまい!それに安いし店長の人柄が良くて話してたらまけてくれたよ!」などと聞いた友達A,B,C,…はみんなパン屋へ行った。これはすごい効力があると思う。他にも日本人の集団主義というものがある。みんながあれはいいと話していたものは自分も買わなくてはと思ってしまう。これもまたすごい効果だ!
 結果、必要なものだと消費者が思えば買うわけだ。そのように思わせるのは至難の業かもしれない。また何か改革をするべきだと思う。未来の物を作るべきだと思う。そのためには強い方針が必要だろう。現代人には何が必要なのだろうか?もう必要なものなどないきがするのだが…。今学生が勉強していることは将来仕事をするためだ。しかし将来に仕事が無かったらどう生きていけばいいのか?必要なものは食べ物だけ。後はもう必要ないという家庭が続出したらますます不景気になるばかりだ。この問題を解決できる日が来るのだろうか?

   講評   jun

 久々に1000字をこえたね。相変わらず書くスピードも速い。
 今回のテーマは広告。導入部分の第一段落は、現在の広告の実態をよく分析してまとめたね。広告自体がおもしろいものは増えたけれど、広告のための広告ではなく、品物を売るための広告という本来の意味は薄れているようだね。
 生活に必要なものは誰もが手に入れていて不自由していないという状況では広告も昔のようには効果がないと言える。ドラえもんのようなロボットが売り出されたら話は別でしょうけれど(笑)。
 また、広告にはもうだまされなくなってきた(と言ったら言い過ぎかもしれませんが。)ということもあるかもしれないね。大衆向けの広告よりもクチコミによる情報の方が信頼がおけることも事実。
 最終段落は、やや暗くなってしまったね(笑)。未来のものを作っていくのはせし君たちなのだから、そんなに悲観的にならず、前向きにがんばってほしいなあ。また、テーマは広告なので、広告のあり方についてここでもう一度考えてまとめることができるとよかったよ。

▲「生活に不十分なものが少ない」、「現代は不十分なものが無い」は二重否定でわかりにくいので、「生活に必要なものが少ない」などとしましょう。

                       

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