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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「ああすれば、こうなる」(感)   ITI

「ああすれば、こうなる」(感)
本来の未来とは、何が起こるか分からない「ああすれば、こうなる」で拘束されていない時間である。意識と言う手帳は、そこに書かれていない予定を無視する。いかに無視しようと、しかし、来るべき事は必ず来る。子供たちに地位はなく、力はなく、知識はなく、お金や名誉もない。彼らが持つものは、唯一「真の未来」である。現代社会はそれを惜しみなく奪う。僕は拘束されていない時間が少なくなってきているが、実際にはあると思う。
 第一の理由に、人の予測することの出来ないものが挙げられる。例えば、地震、火山の噴火、犯罪、火事・・・などである。これらは、予測するのは難しい。だから、それらが起こった時は「ああすれば、こうなる」ではなく、「こうなるから、ああする」になっていて、本来の未来になっていると思う。まるで怒られた時のいい訳のようだが、僕は
 第二の理由に暇が挙げられる。6.2の長文に「自動車のハンドルにも、「遊び」があります。あの遊びがなかったら、ずいぶん運転しにくくなるでしょうし、第一、危険です。ハンドルに遊びがあるので、少しばかり手がすべっても、急に変な方向へ曲がらないですむのです。人生という車にも、この「余裕」「ひま」という遊びがないと危険です。」と言うのがあるように人には必ず暇があるその暇の間が、実は「ああすれば、こうなる。」になっていない時がある。例えば、暇といっても一日中とかではなく、十分ほどの短い時間のことである。その時には確実に「ああしようこうしよう」なんてはかんがえてはいないと思う
 確かに十分でも予定を考える人もいるのかもしれないが、僕は普通そんなことはしないと思う。「記録は破られるためにある」という名言があるように、「ああしてこうして・・・」と考えるのはいいけれど、僕は、「時にはうまくいかない時もある」と思う。

   講評   yuta

第二段落の最後「まるで怒られた時の言い訳のようだが、僕は」の後は、何か文章が続いているのよね。きっと。たぶん、大切なことが書いてあると思うので、後で教えてください。
 さて、「拘束されていない時間が実際にはある」という意見。今回もITIくんならではの意見を打ち出してくれましたね。この意見と二つの理由の関係はとてもいいと思います。どちらの理由もわかりやすい実例を挙げてうまくまとまっていて、「拘束されていない時間」の説明がきちんとできているよね。
 そこで、第四段落の結びですが、ここでは書き出しの意見に戻ってまとめましょう。「拘束されていない時間がある」ことでどうなのか。どうなるのか。しっかりと考えてみよう。
「予測できないこと」が起こったとき、「ああすれば、こうなる」なんて考えている場合じゃないとき、何ができるか、どう判断するのか。たぶん、そういうときに強いのは「拘束されていない時間」が豊かだった人なのではないかな。そんな気がします。

●印のキーワードをすべて入れて書けているね。この調子!

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