対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   わたしのお友達   ひまわり

 わたしは、これからお友達の紹介をします。まずは、綱野紗愛さんです。綱野さんは、字がとてもきれいです。わたしもそれくらいうまくなりたいです。わたしよりも少し背が高くて、とてもかわいいです。多分男の子にも好かれると思います。わたしもそんなふうになりたいです。ふんい気は、元気まではいかないけれど、静かともいえません。綱野さんは、今年転校してきたばかりなので学校のことはよく知りません。だからわたしが教えてあげました。それはまるでわたしが先生で生徒に教えているような感じがします。わたしが、綱野さんに、
「どこから来たの?」
と聞いたら、
「愛媛県。」
と答えてくれました。わたしはそんな県は初めて聞きました。お母さんに聞いたら、愛媛みかんがたくさんとれるところだと教えてくれました。わたしも行ってみたいです。前に体育の時間に体操服が違うと思っていたのでやっとなぞがとけました。わたしは綱野さんが好きです。なぜ好きなのかというとやさしくて、親切だからです。
 次は久島あやかさんのことをお話します。あやかさんはとても静かな性格です。でもなぜか気が合います。あやかさんも2年生のとき引っ越してきました。だから多分学校のことはだいたい分かったと思います。あやかさんは勉強のとき真剣です。その真剣な姿を見ていると、わたしもあやかさんを見習いたいと思います。それから、あやかさんはとてもお姉さんらしいです。前にこんなことがありました。給食当番の人が休んだ時にすぐに手伝ってくれました。わたしは、ものしずかでまじめなあやかさんのことも大好きです。
 これからもいいお友達をたくさん作りたいです。

   講評   nara

 ひまわりさんには、すてきな友達がいるのだね。紗愛さんもあやかさんも、やさしさやまじめさが特長だ。二人の紹介をていねいにまとめられたね。二人とも、転校ということを自分自身のプラスにしているようなところがあるのかもしれないなぁ。ひまわりさんは転校したことはあるのかな? 転校生の気持ちを想像して、作文に入れてみるといいかもね。
 この作文を読んでいて、一つ気づいたことがあるよ。ひまわりさんは、二人のことをいい友達だと思っているでしょ。おそらく、二人もひまわりさんのことを、大切な友達だと思っているだろうなぁ。友達は、お互いが大切だと思わないと、その関係は成り立たない。いい友達を作りたいと思ったら、相手にとって自分が大切な存在だと思ってもらうことも同時に必要なのだね。
 インターネットで作文を送るときには、人の名前などはイニシャルにするとか、名字だけ・名前だけにするといいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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