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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   がんばる、がんばらない   ミュウ

 「勉強」とは、それ自体が目的ではなく、あくまでもそこへ行きつくための手段にすぎません。手段を目的とかんちがいするときに「勉強」は単なる苦痛の種になってしまうのだと思います。 大切なのは、何のために学ぶかです。したがって、学生時代とはこの課題を「勉強」を通じて考えていく、いわば自分探しの旅の始まりにもたとえることができるでしょう。
 私にとっての、「苦痛の種」はたくさんある。勉強は、学校でやりたくもないのに強制的にやらされてしまう。やるにしても、「がんばって」勉強をするしか方法はないのだ。私が考える「がんばる」とは、余裕もなく、その物事に「精一杯やる」ということだ。できれば、私はそのようにがんばってやりたくない。
「テストに向けてがんばって勉強しましょう。」
などと先生にいわれた時は、「あ〜ぁ」という気持ちになってしまう。その理由は、私は「精一杯がんばる」ということが、あまり好きではないからである。私は、どちらかというと、「がんばる」よりも、「がんばらない」という言葉のほうが好きなのだ。私が「がんばる」ということをせずにできることといえば、友達と遊ぶこと、ゲームをして遊ぶことなど、とにかく自分が好きなことだ(笑)。もし、母や父に
「ゲームを1日5時間は必ずやりなさい!」
といわれたら、きっとやるにちがいない(笑)。もしかしたら、「がんばることしかできない学校」を休み(仮病)、公園か、どこかでやることもあるかもしれない。いくら勉強を将来のために学ぶといっても、「がんばれ」とか、「がんばる」、「がんばって」ということ言葉を聞くと、「勉強」関係だと、少し嫌な気分になってしまう。
 「がんばる」ということは、「いやでもやる」というような意味であると思う。逆に、「がんばらない」ということは、「自分の好きな物事を楽しみながら、余裕ありでする」というような意味であると、私は思う。つまり、がんばってしまうと、体が疲れてしまって、自分に合っていない泉ができてしまい、「資質の泉」が掘り当てられず、掘り進まなくなってしまう。しかし、自分が好きな物事を楽しみながら生活すると、自分に合った「資質の泉」がどんどん掘り進まれていくだろう。人間にとって、「がんばる」、「がんばらない」とは、「資質の泉」に深く関係しているのだな、と思った。「資質の泉」は、「好きこそものの上手なれ」ということわざにピッタリなのだ。ちなみに私の「資質の泉」は、習い事の習字を「楽しみながら習っている」ので、掘り進んでいっていると思う。


   講評   nara


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