対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日1206 合計53542
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   最適な判断   日本太郎

 僕は、全体の利益を考える事も、自分自身の利益を考えることも大切だと思った。
 以前、3年生がいたとき、卓球台が9台しかなかった。僕の部活には、そのとき1,2,3年生合わせて18人近くいてさらに女子が4台使うので、全然台数が足りない状態である。余った人は何もしないと言うわけにはいかないので、1年生は9人いるのに1台を共用していた。みんなが、自分のことだけではなく、他人のことも考えなくてはこのようなことはできなかったはずだ。
 しかし、自分自身の利益を考えることも大切である。次の日が試合の時など、1年生にとっては共用はなるべくしたくない。しかし2,3年にとってはもっとしたくない。こんな時は、レギュラーの権威差を利用してしまうこともまれにある。(ほとんどないけど)このことに関しては確かに、相手には迷惑だが自分自身の利益を考えることも大切だ。もし、あいての利益ばかり考えていれば、次の日の試合で負けてしまうかもしれないからだ。このことは、何にでも当てはまると思う。
 確かに、全体の利益も、自分自身の利益も大切だが、一番大切なことは「もともと地上に、道はない。歩く人が多くなれば、それが道になる」という名言があるように、自分達で、最適な判断をすることが大切である。

   講評   sato


自分の意見とそれぞれの具体例が、とてもよく噛み合っている作品ができましたね。クラブ活動を例にとり、体験に基づいた言葉がとてもイキイキとしていてよかったです。「全体の利益を考える事も大切」という第一の意見も、説得力がありました。9人が1台で練習する…これはお互いに協力しあわなくては大変ですね。もう一方の意見「自分自身の利益を考える事も大切」の方では、日常と切り替えて「試合」といういい材料を使って、個人を主張する場面をうまく説明できたと思います。反対意見への理解もスムーズに組み込む事ができました。一番大切なことは…というフレーズは、いつも活用して欲しいです。そして名言もいいですね。最適な判断を皆がして、いい道ができることが大切ですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)