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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   利益について   いふめ

 一人一人の話が、みなそれぞれに違っているからこそ面白いのだが、その一人一人の違う話を聞いているうちに、「宇宙飛行士たちは、やはりみんな、宇宙で、ある共通の体験をしているな。」と私は確信するようになった。ただ、たぶんその共通体験は、ほとんど無意識のうちに、直観的に生されたものだから、必ずしも彼ら自身が認識しているとは限らない。地球に戻ってから宇宙体験の話をするとなると、どうしてもそこに、宇宙飛行士一人一人の、この地球での個人的な歴史や価値観、現在の環境などが関わってくる。
 確かに競い合うことは人を大きくする。何をやるにしても競い合うと人は成長する。例えばスポーツの試合とかはお互いに競い合うから強くなる。僕も学校の授業で何かの試合をやるときなどで本当に相手に勝ちたいから真剣にやる。それは自分が相手には得られない利益を得るからである。相手に勝つことで自分は大きな利益を得られることになる。しかし、それは相手も同じことだ。お互いに勝ちたいから全力でやるのだ。何かの試合をやって自分から負けたいと思う人はいない。それに負けたあとまた努力して勝とうと思うからどんどん成長していくのだ。
 しかし、全体の利益を考える必要もある。自分だけの利益を考えているだけでは何も進歩しない。他人の利益も考えられるようになってもっと大きくなる。昔話で桃太郎という話がある。この話では犬、きじ、猿が桃太郎の仲間になって鬼退治をする話である。もし、犬たちが自分利益だけを考えていたら確実の桃太郎の仲間にはならないだろう。これは犬たちが自分の利益よりも他のものに協力するということである。僕であったらキビ団子一つだけだったら間違いなく鬼退治には行けないであろう。(笑い)
 確かに個人の利益も全体の利益もどちらもいい。しかし、大切なのは自分が得た利益ほどのようにしてほかの人の利益にするかである。「私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはならない。」という名言がある。自分が利益を得るために他の人が不幸になってしまってはいけない。大事なのはいかにみんなが利益を得られるかである。それが分かるようになればみんな利益が得られるようになるだろう。

   講評   jun


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