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　　　「まずい・おいしい」　　　たんぽぽ

　「まずい・これはおいしい」
　私は飛行機で、でてくるご飯がきらいだ。なぜかというと、まずいからだ。前のオーストラリアに行った時、飛行機でご飯が出た。見てみるとパンはお皿からているし、アルミホイルを開けてみるとけむりがもくもくたってすごかった。けむりをはらって中身のご飯を見てみると、にんじんがごちゃごちゃになってでできた。お肉はたっぷりのっていてご飯が全然なかった。まるでにんじんがご飯で肉はそのままみたいなかんじだ。食べてみるとまあまあよかった。残しちゃいけないと思って全部食べた。つぎはデサート『パクッ』お父さんに
「これさいあく！だってうちのシャンプーの味がするんだんもん。」
（私が今、使っているシャンプーはココナッツの香だ。でも、もうつかいきった。）するとお父さんが
「そうだな」
といった。それを聞いていたお母さんが
「お母さんは、残しちゃった。」
といった。だが私は、残しちゃいけないと思って、がんばって全部たいらげた。お父さんが
「のりこよく食べたなあ。」
といった。私は心の中で（まずかったあ。もうあんなの食べたくない。）と思いながらも小さくうなずいた。そして４日たった帰りの飛行機のってすぐご飯がきた。アルミホイルを開けるとまたまた『ボハッ』というかんいでけむりがでてきた。まるでうらしま太郎のように・・・。それをはらってみてみた。すると私のきらいな皮はのってなかったが、なにしろすごかった。食べてみた『ゴクっ』涙がきゅうにでてきた。なにしろ、かぼちゃはこげているしにんじんもこげているしお肉は鳥ほとんどまるごと入っている。パンは、のってないのにバターはある。サラダにはたれ（ソース）がかかっていない。最悪だった。あじもわすれない味だ。そして日本のついた。
　やぱりお母さんのご飯はおいしい。お母さんのつくってくれたハムチーズはさいこうだなんといってもあのチーズとハムがあっている。弟がきらいなので私がほとんど食べてしまうほどおいしい。お弁当に入っていたらその日は、かなりついている。こないだは友達のあやなちゃんとあかねちゃん・ゆずとけがなく遊べた。それにみんなにじまんができる。みんなに
「のりの、これ（ハムチーズ）おいしそう」
といわれた。
　私はいまでも「まずい・これはおいしい」と言う言葉をわすれない。私は、日本のご飯と飛行機のご飯のちがいがとてもよくわかった。たぶん日本には、慣れているからだろう。飛行機のなかに住んでいたら飛行機の御飯のほうがおいしいとおもうだろう。

　　　講評　　　jun