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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   悲しい悲しいお正月   ううな

 冬休みに入ってから、ぼくは熱がでました。十二月二十九日から四日間、三十八度以上でました。症状はせき、鼻水、そしてちょっときつかったです。一月一日熱があったけれどぼくは、お父さん方(岡本)のおじいちゃんの家にいきました。毎年ぼくは、おじいちゃんやいとこ達と太宰府天満宮へ初もうでに行きます。しかし熱が下がらなかったので今年は行けませんでした。
 岡本でお年玉をおばあちゃんにもらいました。チラッと見てみたら一万円はいっていました。そんなに入っているとは思わなかったので、びっくりしました。その他にも三人の親せきからお年玉もらいました。お年玉は、全部お母さんに預けました。
夕方、今度はお母さん方(三宅)のおばあちゃんの家に行きました。そこでもまたお年玉をもらいました。おばあちゃんのほかに二人のおばちゃんにもお年玉をもらいました。そのお年玉もまたお母さんに預けました。
三宅では、いとこと遊びました。投げたぬいぐるみをとるクマキャッチという遊びをいとこ達がしていたけれど、まだぼくは熱があったから、できませんでした。ぼくもやりたかったけれど悲しい気持ちで見ていました。
今年の正月はかぜを引いたから、ほとんど遊べなかったので悲しかったです。今年はかぜに負けない体を作ろうと思います。

   講評   hana

今回の作文は、なかなか書きづらかったですね。インフルエンザは今年、すでに全国で大流行しているようです。例年より早いそうですよ。書き出しの結び、むずかしかったかな? 最初に熱が出ましたと書いていて、最後は風の負けない体を作ろうで終わっているので、書き出しの結びとして考えたのかなと先生は思いました。熱が下がったばかりなのに、がんばって書きましたね。お年玉はたくさんもらったんですね! 「お母さんに預けました」と何回か書いていますが、これだと同じことのくり返しだけなので、もう少し工夫して書いてみましょう。例えば、大人の人の気持ちを想像して、「こんなにたくさん子どもにお年玉をあげるのは、たいへんかなと思いました」とか、自分がもし大人だったら、お年玉をあげるのはどんなきもちなのだろうといったことを、書くのもいいですね。同じ出来事でも、色々と書き方はあります。今年はそういうことも、いっしょに勉強していきましょうね。「三宅では」と書いてありますが、ここは「三宅の家では」と書くとわかりやすいです。いとこ達がくまキャッチをしているとき、熱があったのでねていたのかな? お布団でさびしく見ていましたか? そういうことも書くと、やりたかったけれど悲しく見ていた気持ちがよく伝わりますよ。ともかく、体調をしっかりなおしてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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