対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大切なタイミング!   ハッピー

 比喩であって、もとは、親鳥が、孵化しようとしている卵を外からつついてやる。、それと卵の中から殻を破ろうとするのとが、ぴったり呼吸の合うことをいったもののようである。新しい考えの卵がりっぱな思考に育つのは、実際にごくまれな偶然のように考えられている。即興に生まれてすばらしいものもときにないではないが、まず普通はじっくり時間をかけたものでないと、長い生命をもちにくい。学んで時にこれを習う、そっ啄の機はいつやってくるかしれない、折にふれて立ち返ってみる必要がある、と教えているのであろうか。(要約)
 「♪〜。ああー。むずかしいいぃぃぃぃ!」
私の学校は、前に市の音楽会という音楽会に出た。市の音楽会といっても、順位を決めたりとそんなにすごい行事ではないが、同じ市の学校がたくさん集まって、各校練習してきた音楽を演奏する、合唱するのである。私の学校では、合奏は、『風になる』と『いつも何度でも』。そして、合唱は、『この時代に』に決まり、さっそく練習を始めたのだが、むずかしくてなかなか前に進めないのである。音楽というのは、全員の声、全部の楽器が合ってこそ、すばらしい音楽になるのだから、みんなのタイミングというのは、とても大切なのだけれど、やはり合わないのである。
「あと、一ヶ月もあるから、きっとだいじょうぶだよ。」
と、なまけていたら、時間とは、不思議なことにどんどん過ぎていき、とうとうあと二週間まできてしまったのである。先生の呼び出しでパート、または楽器ごとに休み時間を使って練習をしていたのだが、完璧とはいえないし……。特に、小だいこ、大だいこがはやくなったり、遅くなったり、ずれてしまい、自分で聞いていても、
「これもしかしたら私たちの学校がいちばんダメかもしれないよお。」
と、思えるぐらいだったので、大変だった。しかし、本番では、まあまあうまくいったのでよかったと思う。
 私のクラスの担任の八矢先生は、ある日、八矢先生のまか不思議な話をしてくれたのである。それは、まるでカレーがとりついているかのように、給食でカレーが出たら、必ずその前の日か、その日の夕食のメニューがカレーという話である。私は、
「それはものすごく奇妙だなあ〜。ちょっと怖いかも。」
と、思ったのだが、先生自身は、カレーが大好きらしいので、少し笑っていた。
 わかったこと。それは、タイミングというのは大切だと言うこと。なぜなら、市の音楽会の時のように、音楽は、成り立たないし、タイミングがなければ、きっと私たちは、なわとびや、ドッチボールなどの大部分のスポーツができなくなってしまうからだ。

   講評   jun


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