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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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     そったくの機はいつ訪れるかわからない   ううな

この話はそったくの機についての話です。そったくの機とは得がたい好機という意味です。それはたとえです。もとは、親鶏が、孵化しようとしている卵を外からつついてやる、それと卵の中から殻を破ろうとするのとか、ぴったり呼吸の合うことをいったものです。
 お母さんにとってのそったくの機は、仕事を決めた時だそうです。お母さんの仕事はコンピューターの仕事です。大学の先生が
「これからの社会はコンピューター使えるといいよ。」
とすすめてくれからその仕事をすることになったそうです。そのおかげで現在仕事がたくさんできるからよかったと言っています。
 ぼくにとってのそったくの機ははサッカーをやめたことです。去年9月いっぱいでぼくはサッカーをやめました。小学校から約5年間サッカーをしていました。やめたわけはテニスをしようと思ったからです。やめた後にぼくたちのチームは市の新人戦で優勝してしまいました。だからもしやめていなかったらぼくはもっとやめにくかったと思います。だからぼくにとってサッカーをやめた時期はいいタイミングだったと思います。
 ぼくはこれから勉強やスポーツを、一生懸命がんばればいつかきっと、そったくの機にめぐり会えるだろうと思います。

   講評   hana

すこしむずかしい内容の長文に、がんばって取り組みましたね。要約も上手にまとまっていますよ。そったくの機という言葉は日ごろ使いなれない言葉ですが、ひなの孵化を例に取ると、とても具体的でよくわかりますね。お母さんが大学の先生からすすめられたのをきっかけにして、現在のお仕事をされているという話も、きちんとかけていました。この話は、長文の中の「なんでもない人間と人間が、たまたま知り合いになる。」という文章で始まる部分と、共通する内容ですね。お母さんのお仕事の話をこの部分の話と比べて感想を書いてもいいでしょう。最後のまとめも、長文の内容を理解して書いているなと先生は感心しました。毎日努力を続けることで、そったくの機にめぐりあうということを、勉強やスポーツでがんばりたいとしめくくっていますね。題名にもこの長文の最後の部分をつかって、工夫して書きましたね。また、サッカーをやめたのが優勝の前でよかったというのは、そったくの機の意味とすこしはなれてしまった例ですね。サッカーをやめたことで、テニスがサッカーよりも好きになって、テニスの楽しさに初めてふれることができた、という内容なら近いかもしれません。全体としてよく読めていました。これからもすこしずつ色々な内容の長文に挑戦していこうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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