小１から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。 志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で４０年の実績。 ▶ 個別指導のオンライン作文

昨日3224 今日1177 合計56737□

　　　ソクラテス　　　いろな

　ソクラテス(紀元前四七〇〜三九九年)は、おそらく哲学の歴史。をつうじてもっとも謎めいた人物だろう。ソクラテスはたったの一行も書かなかった。ソクラテスはソフィストたちの同時代人だった。ソフィストたちと同じようにソクラテスも人間と人間の生活論じ自然哲学者達の問題にはかかわらなかった。これはトランプのカードが分けられるようなものだ。黒のカードはこちの山に、赤のカードはそっちの山にと積みあげていく。ところがジョーカーが出てくる。これはハートでもクラブでもないし、ダイヤでもスペードでもない。ソクラテスはアテナイのジョーカーだったんだ。彼は思い込みが強くてかたくなでもなかったし、どうでもいいとも思ってもなかった。ソクラテスは自分は知らないということを知っていただけだ。そしてそのことを思いつめていた。それでソクラテスは哲学者になったのだ。あきらめない人、知恵を手にいれようとあくことなく努める人に。
　僕には似た話がある。それは、知ったかぶりをするひとのことだ。ぼくが友達とワールドカップのはなしをして歩いていると友達のプールの知り合いが来て(僕は知らない)そのプールの友達は他の友達と話しをして来てなにやらワールドカップの話しをしていて(２００３年の１０月ごろ)そして僕たちのところを通過してから後ろを向いて「ブラジルのチーム今度どこのチームとだっけ。？」すると僕の友だちが「イングランド。」と答えるとまるで今思い出したかのように「今俺も言おうとしたんだ。」と言いぼくは絶対分かっていないだろう。(いろいろなおもった。)その後に友だちに聞いた話しだとその人は相当友達に知らないことを隠しているらしい。
　ぼくはこの話しを読んで人は隠し事を知ってるようなふりをして友達に合わせている人が多いことが分かった。僕はしょうらい料理を作る仕事をしたいけどお客さんに自分の知らないことを聞かれたら分からないと答えたい。

　　　講評　　　jun