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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   同じ地球の上で・・・   たこ焼き


 「ふんぬ〜・・・・・・・・・・・。この雑草、なかなか根が強くて抜けないなあ。」
 前、五年生の時学校から一人1.5×1.5サイズの土地を借りて、畑をつくった。なんと、その土地は雑草ボウボウのこんなのじゃ何も育たないというぐらいのすごい土地だった。
  その時間は、みんなで雑草取りをした。近所のおばあちゃんも駆けつけてくれて、どうにか雑草取りは終了した。中には、桑を使わなくてはいけないぐらい頑丈で、大きい雑草も何本かあった。
 「雑草は何で生えるのだろう。」(要約)これは一年生の時に一番(?)興味を持ったことだ。一年生の頃に、生活科で緑がある公園に遊びに行ったり、掃除の時はアスファルトからでてきている雑草取りをしたからだ。 
 確かに、雑草って何のために生えてくるのだろうか。植物を育てるのだって、雑草に栄養をとられてしまうため邪魔物扱い。(笑)アスファルトから出ている雑草だって、汚く見えるから邪魔物扱い。(笑)まるで、雑草ってゴキブリみたい。(笑)
 植物図鑑には雑草と言う名前では、紹介されていない。つまり、「雑草」という植物はないのだ。雑草という名前で統一されてしまっているが、本当はみんな一つ一つに名前があり、それぞれみんなちがう。まず、前に埼玉の友達の家に遊びに行ったときだ。まわり一面に「オオイヌノフグリ」という青色の花の小さな植物が咲いていた。「友達に、これ雑草なんだよ。」
と言われたときはとても驚いた。「ええ〜!!これが雑草?」
こんな、かわいい花も雑草というんだ。人間は変なものだ。雑草と言われている植物はこの事を知っているのだろうか。(笑)
 人間はだいたい、好きなってできめてしまう。害虫や雑草を「ダメなもの、いらないもの」でひとくくりしてしまっている。つまり、【人間=自分勝手】よく、クラスに自分勝手な子がいるがそのような感じだ。もっと、認めてから行動をしてほしい、そして、雑草と読んでしまった植物にあやえまらなければならない。(笑)
 「雑草は抜いて良いが、花はぬいちゃダメだよ。」この言葉は前、小さい頃に先生から言われた言葉だ。どうしても、耳から離れない。雑草は良いのに、他のはダメ?なんで他のはいいのだろうか。やっぱり、人間は自己中心的で同じ地球に住んでいる動物や植物のことは考えていないんだろう。(笑)自分が気に入っているのだけ・・・。いずれ、こういう子供が大人になりそれが遺伝として受け継がれてしまう。(笑)もっと、そういう人は心を耕してほしい。
 人間にとって、雑草(書き出しの結び)とは何のために生まれてきているのだろうか。人間も雑草も、共通していることは少しだけある。それは、きれいな花=人気がある子は、いじめられなく雑草は抜かれない。しかし、あってじゃまな花=いじめられる子は、抜かれ、差別される。このように、人間も雑草もお互い様に似ている。(笑)小さいアスファルトからもたくましく生きている雑草の生命力が今日、生まれたようだ。雑草、人間、自然、地球・・。地球は人間中心ではない。雑草でもない。自然、そして地球は地球が中心だ。勝手に、人間がおきてを破ってはいけない。そんなところを、よく理解してもっと地球と、そして自然と仲良くしていきたい。それが、わたしの21世紀の夢だ。

   講評   nara

 (笑)がたくさん! いや、よく読むと(笑)の奥に隠されているのは、人間の身勝手さへの憤りだね。こういう主張スタイルは、たこ焼きさんならではだ。全盛期のビートたけしのようだなぁ。
 「雑草は何で生えるのだろう。」(要約)……この一文を要約として取り上げたのも鋭い。この文は形を変えて感想文でも使われているね。できれば、この疑問にはたこ焼きさんなりの答えを提示したい。「存在するのには意味がある。存在そのものに意味がある。」などとよく言われるね。人間に当てはめれば、「なぜ生まれてきたのだろう」という問いかけになんと答えるだろう。併せて考えてみるといい。

 「人間は自然の一部であることを忘れて、自分が中心であると考えがちである。」この主張には賛成。その上で、人間だからこそ自然に対してできることもあるはずだと考えていくと、よりおもしろくなりそうだ。
 田畑を耕すときに使うのは「鍬」ね。(×桑)
 好きなってで決める → 好き勝手で決める
 雑草と読んでしまった草 → 呼んでしまった草

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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