対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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戦争 れもん
今、世界は大きな犯罪者が引っ張り、それを止められない国民がついていっているという状況だ。
今、世界で戦争が起こっている。ニュースでは、まるで、合言葉のように、毎日アメリカとイラクの戦争のことが報道されている。戦争というものは、人の殺し合いだ。私たちは小さい頃から今まで人は殺してはいけない、と教えられてきた。もちろん、これは世界の常識でまだ小さい幼稚園生でも分かっていることだろう。人を殺した人は捕まり、そのつぐないきれない罪を少しでもつぐなうために自由を奪われる。人を殺した人にどんな理由があってもそれは、罪であり、その人は犯罪者となる。
そして、今の世界。「イラクが大量破壊兵器を作っているている。イラクの国民を自由にする。だから攻撃をする。イラクの国民を攻撃するつもりはない。アメリカがねらうのは、フセイン大統領とその息子たちである。」この理由でアメリカはイラクを攻撃している。大量破壊兵器については査察できちんと分かっていない。それに、国民を攻撃するつもりはないといっても、国民にも被害がでるということは確実で、罪の全く無い国民も殺されてしまうだろう。
そもそも、どんな理由があっても「人が人を殺してはいけない。」これは、人間として生きていくうえで、一番あたりまえで、一番大切なきまりなのだ。
なぜ、人が人を殺してはいけないか。
その理由の一つ目は、世界中の人々の命はみんな同じ重さで、例え、野宿をして生活をしている人でも、どんなに高い地位にある人でも、その命の重さはみんな重いもので、どんな人であっても自分と同じ人間だ、ということだ。
二つ目は、人間一人一人には、夢があり、その一人一人のことを大切に思っている人が必ずいるということだ。その一人が殺されたら、のこされた人々、例えば家族などはかなしむだろう。
三つ目は人の命といものは、一度失ってしまったら、二度と取り返せるものではないからだ。
命のとおとさを知っている人間が、どんな理由があっても他の人間を殺す権利はもちろんないし、決して許されることではない。
それなのに、世界のトップがその許されないことをやっている。しかも、戦争は、前にも繰り返し繰り返しなされたことで、そこで何人の罪の無い人々が殺されたことだろうか。その人々が犠牲になり、その犠牲になった人々の最後の「戦争はしてはいけない。」という静かなメッセージを無視して、また同じことを繰り返している。
このように、人を殺すということは、決して許されないことで、人を殺した人は犯罪者である。この犯罪者が引っ張る世界ではなく、人々がいつまでも平和でいられるような世界になるように努力しなければいけない、と私は思う。
今もテレビからはイラク、アメリカの戦争という合言葉が聞こえてくる。
講評 nara
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