対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ハイキング部 無名
私は今、学校でハイキング部に所属しています。
ハイキング部は普段は登山に向けて、トレ
—ニングをします。また、一ヶ月に一度、
県内の千メートル級の山に、登山します。
こうして、夏合宿での三千メートル級の山
での登山に向けて体力をつけていくのです。
トレーニングは今、自分が持っている以
上の力をつける為ために、とても辛いです。
辛いから弱音を吐くと顧問の先生に嫌味を、
言われます。それでも私達、約30名の部
員が、部活をやめない理由は登山での、感
動にあります。
前に書いた様に、夏には、合宿があり、
三千メートル級の山に登ることができます。
去年は白馬岳に登りました。4日間、お風
呂に入らず汗をかきまくって登った、山の
景色はまるで違う世界のものの様でした。
そこには、真夏というのに2.5キロメー
トルにも渡る雪の巨大な道が広がり、下界
では見たことの無い花の数々が輝くように、
咲いていました。部員の間では
「今まで、頑張ってきて良かったね。」
「うん、良かったね。」
という、会話が所々から聞こえてきました。
部活は、これからも続くし、トレーニン
グは大変だけれども、感動を求めて、私は
これからも、部員皆で、頑張っていきたい
と、思います。
講評 nanako
「苦手なんだ」と言っていた作文が思いがけずとっても早く届きました。きっと電話の後すぐに書いてくれたのでしょうね。おっくうなことを後回しにしない、これはとてもいいことですね。苦手なこと、おっくうなことはサッサと終わらせて気持ちを早く楽にしてあげましょうね。(これがコツ)
内容の充実したすばらしい作文が書けました。段落のことはあまり詳しくお話ししなかったけれどきちんとできていましたよ。
この作文のいいところの一つはハイキング部が普段どんなことをしているかだけでなく何のために辛いトレーニングをしているのか、なぜそんな辛いトレーニングに耐えようと思うのかというところまで深く書けたところですね。
それから夏の合宿での三千メートル級の登山についてのところもゆりこさんの感動がそのまま伝わってくる、素直で豊かな表現ができました。真夏に2.5キロメートルもの雪の巨大な道が広がってるなんて先生はただただ驚くばかりです。そんな巨大な雪と、輝くような花が溶け合った山の景色はきっとこの世のものとは思えないほど美しいのでしょうね。
かんたんに手に入った感動ではなく辛いトレーニングを乗り越えて得た感動だからこそなおさら 喜びも大きいですね。
お電話でお話しした「会話」「思ったこと」「たとえ」をこの作文のいちばん中心になるところにじょうずに書き入れることができました。こういうものを作文に入れるとよりその作文が生き生きとしてきます。覚えておいてね。
これからもすばらしい感動を求めて、辛く苦しいトレーニングを乗り越えてね。
山に登山します→ 山に登ります または 登山します と書きましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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