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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心の広い友人   うすも

 暮らしにメリハリをつけるのは、何が不必要なのかであって、何が必要かではない。そのことを発見して、筆者は思った。くずかごの大きさは、人の心の大きさと正比例すると。だから、大きなくずかごを一つおくといい。それは、暮らしの姿勢がしゃんとしてくるからだ。(要約)
 私もひきだしをあけると、いろいろな付録がはいっている。それは、もったいなくて、使えないからだ。そのため、一年に一回母に言われて付録の整理をする。それも、無理やり、必要なものだけにしぼらなくてはならない。それでも、私は付録をためる。ためて、ためて、ためまくって、それで、またすてる。私はなんて不幸なんだ、と思う反面、しょうがないことだ、とも思う。消しゴムも付録と同じく無茶苦茶たまっている。今度からは、ちゃんと、うまく利用しなくては、と思う。(似た体験NO.1)
 母も、よくそういうことがある。私たちは、上海に住んでいるので、日本の食料品を買おうとするととても高い。だから、日本に帰国すると山のように買いこんでくる。でも、結局、使わないで賞味期限が過ぎてしまうものもある。それは、私もショックだ。最近はできるだけ買わないように気をつけてはいるそうだ。(似た体験No.2)
 私は、たくさん物を持っていれば、必ず何かに役に立つと思って、お菓子の箱なども、集めていた。だけど、部屋の中は物でいっぱいなのだ。だから、それは、捨てなければならない物なのだろう。私も、心の広い友人として、大きなゴミ箱を自分の部屋に置いてみよう!(分かったこと)

   講評   kira

  紗帆ちゃん、こんにちは。うまいなあ。頭の中がきれいに整理できてるなあ。これが、この作品を読んだ先生の感想です。とてもよく考え、自分の言葉でまとめているね。
 まず、要約。じょうずです。読み取りがうまいね。「筆者」とくふうして書いてくれたいますが、ここは「私」のままでいいよ。ちょっとへんだと思うかもしれませんが、長文の内容を自分の意見文の第一段落に取り込むんです。
 体験も上手く語ってるね。「私はなんて不幸なんだ、と思う反面、しょうがないことだ、とも思う。」がいい。よくわかるよ。同感です。捨てることが、もったいないと思っちゃうんだよね。捨てるしかない状況にしてしまった自分が悔やまれる。
 食品の賞味期限との戦いは先生もよくあるよ。「安売り」に弱いので。(^^ゞ 安く買っても、食べられないと高いよね。作った人にひたすら罪悪感感じるし・・・。
 「心の広い友人」に、捨てなくていい解決法を聞きたいね。物にとって最もいい自分でいたいね。それには、自分に何が必要なのかを、いつも考えておくことだよね。
    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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