「これって、矛盾しているんじゃないの?」
例えば、Aさんが「明日は晴れだって。」というと、Bさんが「じゃあ、長靴を用意しようか。」というような、話が合わないことを矛盾という。「明日は晴れ、だから傘を用意」ということも、も矛盾している。けれど、そこで「傘は傘でも日傘だよ〜♪」なんて、言われたら矛盾はしていない。(笑)(わたしも似たようなことで体験している)
AだからB、BだからC!では、ピカソの絵で考えてみよう。ピカソの絵というのは、目が3つあったり、口が二つあったりというおもしろい絵である。だれもが驚くこの絵は、専門家によると「正面からと横から見たことを、1枚の絵に描いているのだ」と言うことだ。(本当のことかは知らないが)この絵が、矛盾しているかしていないかは、人それぞれだと思う。それは、矛盾というのは「悪い、間違っている」という意味だから、人それぞれのそのことに対してのイメージ〜IMAGINE〜によることだと思う。わたしは、矛盾しているというのは自分一人で決めたりするのは、あまり良いことではないと思う。理由は、先ほども書いたように「人それぞれ好みもあるし、見方もいろいろ変わってくるから」である。
正岡 子規(1867〜1902)の俳句に、「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」というのがある。初めて聞いた人は、柿を食べたらなんで、法隆寺の鐘がなるのだろうと思うだろう。この俳句は、子規が法隆寺を訪ね、門前にある茶店で、名物の柿を食べていたときになった鐘が心にしみたことからつくられた俳句だ。このように、矛盾があるとおもしろくなる。つまり、矛盾がないと毎日がつまらなくなってしまうと言うことだ。
矛盾は人々の生活を楽しませてくれる。(言い過ぎると、この人は馬鹿なのかと、思われてしまうかもしれないが・・・)矛盾というのは、ある意味良いことだ。名言に「何事もしないものだけが失敗もしない」や、「人間は、求めている限り迷うものだ。」という言葉がある。本当に、その言葉通りかもしれない。矛盾は癒し君によく似ている。(笑)矛盾は、みんなのIMAGINEによってちがう。みんなの想像力だ。人間には、約63億通りの考え方がある。その考えが一つになったものが地球なのだ。一人一人の想像が、未来の地球となる!
“Imagine All The People Living Life In Peace” (イマジンから)