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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   命を大切に   魑魅魍魎

優秀な人はいつも皆から敬意の目で見られ、劣等な人とは全く違った態度で振舞われる。例えば就職活動の時などで東大生の人はこっち。その他の大学の生徒はこっちと言ったように部屋が区分されていて東大生の待機室ではソファーにお茶つき。しかし他の大学の生徒はパイプ椅子と言ったような違いがある。これはダーウィンの進化論の悪い面が現れていると考えられる。英国などでは特にこの考えが強く、優秀なものは子孫を残す価値がある。劣等なものは権利さえないと言うような考えがダーウィンの進化論のせいで寝ずよく残っている。これはまだ表上には現れていないがこの考えが根本的に覆されない限りはいつか表上に出てくる事が予想される。
 この予想問題を回避するためには、ダーウィンの進化論を根本的に覆すか間違いを指摘するか、しなければならないと思う。(対策)日本では今西錦司さんの学説(強く評価されているよだがまだ主流とはされていない)が脚光を浴びつつあるが、全世界にこの仮説が広まるのはまだまだ先のことであると思われる。
 第二の対策としては、命の大切さと言うものを深く理解するべきだ。英国で品種改良としてたくさんの犬が作られているがその反面無駄に殺されている犬がいることをご存じだろうか?英国などの人は人間を傷つける時はためらいを感じるが、犬や猿ならばためらいを感じないという特質な物をもっている。日本人ではもちろん人間を傷つける時はためらいがあるし犬を殺すときにもためらいを感じる。
 確かに突然変異で魚がワニへ進化してワニが猿へ進化して猿が人間に進化したと言う説の全てを否定するのは無理だ。そして優秀なものだけが子孫を残しなお優秀になっていったという考えはわかるが、劣等な部分は排除すると言う合理的な悪い概念を与えてしまったこの学説が現状態のまま残っていけば間違いなく劣等なものは排除されてしまう時代が来るだろう。命は粗末に扱うべき物ではなくその尊さを知り、大切にしていくものである。

   講評   jun

 第一段落では、衝撃的とも言える(笑)実例を挙げながら予想問題を提起することができました。ダーウィンの進化論の適者生存という考え方は人間社会にマイナスの影響を与える可能性があります。
 一つ目の対策には、今西錦司さんの学説を例に挙げることができましたが、どのような学説なのかを簡単に示しておく必要がありますね。
 二つ目の対策には、わかりやすく、説得力のある実例を挙げることができました。
 結びは、ダーウィンの進化論をある程度認めながらもその問題点を再度指摘し、命の大切さについての自作名言でしめくくることができました。

▲「寝ずよく」→「根強く(ねづよく)」

                          

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