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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   はじめて来たドイツ《清書》   うめこ

「Ich bin in Deutchland. Ach, Ich bin in Deutchland !!」
(私は、ドイツにいるのよ。 ああ、とうとうやってきたのよ!!)
そうです。私は、とうとうドイツにやってきたのです。空港におりたったとき、私はうれしくて、うれしくて、思わず、このドイツ語の
フレーズをお母さんと言ってしまいました。
私がそうぞうしていたドイツは、パリみたいな街です。
古いけれど美しい建物や、教会、そしてお庭にはきれいな花が
いっぱいさいている風景です。私がこれから住むハイデルベルクの街は、そうぞうしていたとおり。 まるで風景画からぬけ出したようにきれいでした。特にきのう見た、ハイデルベルク城は、高くそびえたち、すばらしいものでした。お城で、私の誕生日から一週間、夏祭りが開かれるのでそれが今の一番の楽しみです。
ドイツでは、音楽がさかんです。
ドイツについた夜にはじめて行ったレストランでのことです。
ひとりのおじさん(お客さん)が、持ってきたアコーデイオンで
とつぜん、えんそうをはじめると、まわりのお客さんまでかたをくんだり、音楽に合わせてからだをゆらしながら、歌い始めたのです。
それは、まるで小さなコンサートみたいでした。私は本当にびっくりしました。
アメリカでは、バイオリンをやっていたけれど、ドイツでは、フルートやチェロ、それにトランボーンもやってみたいなと思いました。
もうひとつ、うれしかったことがあります。それは、私のふとんが羽毛ふとんだったことです。私は、「やった!!」と言ってしまいました。
でも、お父さんとお母さんのふとんは羽毛ふとんではなかったので、ちょっとかわいそうだなと思いました。けれどもお母さんは、
「ベーカリーでやきたてのパンが毎日食べられるし、ジェラートもケーキもおいしいし、くだものもやさいも本物のあじよ。トマトが本当においしいもの。」と何回も同じことをいうくらいドイツが気に入ったようです。
「ドイツが楽しいところでよかったな。お友だちもたくさんできるといいな。」
はじめは不安でいっぱいだったけれど、なんだかわくわくしてきました。

   講評   ao

素敵(すてき)な作文になりましたね。たとえが入ってよりいきいきしました。さいごに付け加えた部分もいいです。とても自然な流れで続きが書けています(お母さんのセリフがとてもいいですよ!) 最初と最後をうまく対応させましたね。まとまりのある作文に仕上がりました。 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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