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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   最近、と言っても   うすさ

最近、と言っても大分前からのことなのだがラジオの音楽番組の解説者が、金曜の夜などに番組が終わる時「では皆さん、よい週末をお過ごしください」といった。挨拶をするようになった。このような前まで使っていなかった。挨拶をするようになったのは海外との接触が増えた結果である。一般的に言ってある言語がそれまで接触のなかった。別の言語と接触するようになると、そこに交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語によるいろいろな変化が起こる。そのような言語変化を言語干渉という。明治維新とともに日本に流れ込んできた外国語に翻弄され苦闘してきた姿がはっきりとある。しかし日本には漢字という言語要素が日本にあったことは幸運なことと言わなければならない。社会の近代西洋化を始めなければならない多くの国では,教育、社会の運営までが、いかに大変なのか知っている私にとって日本語にとっての漢字のありがたさを十分に知らないということは残念の事である。(要約)
 こういう漢字のおかげで外国語の影響をあまり受けずにすんでいるのだが、造語などにより日本語が中から崩れてきているような気がする。普段あまり気にせず造語を言ったりしているのだが気づけば大変ことになっているまわりに気づかぬうちに、造語で溢れかえってしまっているのだ。日本語には漢字という言語要素があったからここまで日本語といえる状態が保っていられているのであるが造語などが使われ続ければ完全に日本語が崩れてしまうのではないかと思う。私もこれから造語などを使わないようにしてゆきたい。

   講評   sumomo

試験の後、ゆっくりするのかなと思ったら、なんのなんの今回もすばやい提出でしたね。要約には手を入れて、しっかりまとまっています。大切なポイントをきちんとおさえてうまく要約できました。その後の段落はちょっとすっきりしましたね。日本における言語干渉について、自分はどう感じているのかをまず述べて、その後その理由を体験実例をあげて書けるといいと思います。自分のまわりに氾濫していると感じている造語には例えばどんなものが挙げられるのか、それを使ったり、使われたりするときにはどう思うのか。また、外国での言語干渉の実態について、新聞などからも取材してみるのもいいのではないでしょうか。一方で漢字の意義を述べるのなら、漢字そのものについて考えてみるのもおもしろいかもしれませんね。

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