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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   先取り   はなこ

 ウサギとカメという話はウサギとカメが競走をして、ウサギはもちろんカメよりも足が速いので、大幅なリードを持ってカメに勝っていたが、最後の方で気を抜いて、寝てしまい、その間にカメに抜かれて負けてしまうという童話にはよくあるパターンの話である。ウサギは多分最初に少し周りよりリードして、少し休んでも良いような状態にしておきたいという性格で、カメは地道に周りよりも遅れても良いからやり遂げたいという性格なのだと思う。僕は、ウサギのように、周りよりも少しリードを持って毎日を気楽に生活していきたい。(生き方)
 そのための第一の方法は、数日後までにやらなくてはならないような課題があった場合は、先に日にちがあるから良いなどと思わずにその日のうちにやり遂げなければいけないと思い、その日のうちに課題を終わらせることだ。僕も、英語のとてもうるさくて嫌な先生に予習をしろと言われたときは、なるべく多くするようにしている。数学でも同じようにしたいとは思っているが、結局解けなくて寝てしまう。(笑)(体験)
 第二の方法は、未来の情報をたくさん取り入れて、未来を先取りすることだ。情報を早く取り入れることによってそのものに費やす時間が多くなるので周りよりも有利になる。僕もテストなどの情報をなるべく早く取り入れるようにしている。結局はやる気が無くなって、赤点をとってしまうのだが・・・・・・(笑)。
 確かにカメのように地道に周りに遅れをとりながらもやり遂げるということも大切だと思う。しかし、「真によいことは、新聞に大きな騒ぎを起こすことなく、小さく始まる。」という名言があるように、周知の情報にならないような早いうちから物事を始めることが大切だと思う。

   講評   nara

 お、びっくりしたぁ〜。ペンネーム変わったのね。うーむ、また難解なものに……。
 ウサギとカメの話は、一般的にはカメの方に軍配が上がり、ウサギはダメだね、という理解をされている。そこを敢えて「ウサギで行こう!」と主張したのは意欲的だなぁ。ウサギの弱点は、ツメの甘さだ。ここをどう克服するかが問題になりそうだね。(よく解釈すれば、そういうちょっと抜けたところが、ウサギのかわいらしさでもあるのだけれど。)
 つまり、ウサギであろうと努力しているはなこ君も、「結局……」というように、物語中のウサギ同様、ゴールに到達する直前で問題が発生している。ここをどうすればいいのか考えてみるといいね。それとも(笑)があるということは、実際にはしっかりゴールできているのかな。
 物事を先取りするということが、後々の時間の余裕・気持ちの余裕を生むのだね。ウサギのよさは、早く進む(精力的に取り組む)ことと休むこと(リラックスすること)のメリハリをつけるところだ。このこともまとめに入れておいてもよかったね。
 

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